一人暮らしにもかかわらず車を持っている人は少なくないはずだ。もちろん車はステータスの1つだし、とても便利なものだから持っていて不便に感じることはない。だが一人暮らしなら車を手放すことで多くのメリットがあるのだ。
ここでは一人暮らしの人が車を売却した場合に考えられる3つのメリットを解説しているので、一人暮らしの人はちょっとだけ考えてもらいたいものだ。
またいざ車を売るという時に少しでも高く売る方法をアドバイスしているので参考にしてもらいたい。
「一人暮らしに車は不要なのか?」売却時の3つのメリット
一人暮らしで自分だけが乗る車を持っている人は少なくないだろう。ただ一人暮らしが車を売却すれば以下のような3つのメリットがあることを知っておこう。
「一人暮らしに車は不要なのか?」売却時の3つのメリット
【メリット1】車の年間維持費がかからない
車を持っていれば年間を通せばかなりの維持費がかかっているのだ。計算したことがない人もいるだろうから、大まかな車の年間維持費をまとめてみたので、参考にしてもらいたいものだ。
自動車税 |
3万円から9万円 |
2年に1度の車検代等 |
1年で8万円から10万円 |
任意保険 |
3万円から6万円 |
ガソリン代 |
年間約10万円から |
修理・点検費用 |
箇所による |
駐車場代 |
場所による |
車のローン |
約30万円 |
年間維持費や使用頻度や車種、保険の内容などによって大きく異なるが、普通自動車なら少なく見積もっても60万円近くはかかってしまうものだ。
使用頻度も多くグレードも高く保険も充実させている場合は100万円近くかかっている人もいるのだ。車を売却すれば少なくともこれだけの維持費は浮くことになる。
【メリット2】健康面に良い影響がある
車を売却すればお金の面ではかなりメリットが大きいが、車を売却するメリットはこれだけではないのだ。それが健康面に良い影響があるという点である。これまで車を使っていた人が売却した場合、少なからず歩く機会は増えるはずだ。
勤務先が近ければ徒歩で通勤したり、自転車で通勤することになるだろうし、電車やバスなどの公共交通機関を使うとしても、駅やバス停までは歩かなければいけないものだ。それが毎日となるわけだから、かなりの運動になるのだ。
車を持っていると、ちょっとした距離でも車を使用するため、1日で歩く時間などは数分、数歩だけという人もいるものだ。
車を売却しただけで、少なくとも数十分、数万歩という距離を歩くことになるので健康には間違いなく良い影響があるのだ。
【メリット3】事故などのリスクがなくなる
車に乗っていると少なからず事故のリスクはあるものだ。事故率は年代によって大きく異なり、50代や60代になればリスクは高くなるのだ。
事故率が少ないといわれる30代から40代だとしても、もらい事故もあるためリスクがゼロということはありえない。仮に自分は安全運転を心がけていたとしても、子供が飛び出してきて轢いてしまうなんてことも考えられるだろう。
自分は悪くなくても、やはり車と人では車のほうが悪いとなってしまうことが一般的で、もし命に関わることとなれば、被害者だけでなく加害者にとっても一生の悔いとなってしまうものだ。
車を売却すれば自分が車で事故を起こしてしまうリスクはなくなるのである。もちろん今度は歩行者として被害者になるリスクは出てくるが、少なくとも加害者になることはないのだ。
《注意》事前に車を手放したときの交通手段を考えておこう
車を手放せばお金の面でも健康の面でもいろいろとメリットがあるものだ。だが車を手放すにあたり注意しなければいけないのは、車を手放した後の交通手段である。これまで通勤や買い物などで使っていた車がなくなるわけだから、少なからず不便を感じてしまうこともあるだろう。
急に車がなくなると移動手段がなくなってしまうもので、その際どのように対処すべきか検討が必要である。例えば通勤で車を使っていたのであれば、最寄りの駅やバス停まで徒歩で行くのか自転車を使うのかなどだ。
もし自転車ならば自転車を購入しなければいけないし、電車やバスを利用するなら定期券も必要になってくるだろう。一人暮らしなら不便になるなら交通の便が良い地域へ引っ越しをするというのも1つの方法だ。
車売却する際に考えるべき『2つのポイント』
車売却する際には、安易に考えるのではなくいくつかのポイントを考える必要がある。少なくとも以下の2つのポイントだけは考えておくべきだ。
【ポイント1】車の維持費がどれだけ負担になっているか
一人暮らしでも給料が高く、高額となる車の維持費も気にならないというのであれば、わざわざ不便な思いをして車を売却することもないだろう。
とはいえ一人暮らしだと、たいていの人は自分の給料だけで生活しているだろうから、車の維持費は少なからず負担になっているはずだ。
車の維持費についてはさきほど解説したとおりだが、月平均では5万円から8万円ほどかかることになる。正確な金額はその人によって異なるため、まずは自分で計算してみるといいだろう。
そして車の維持費も含めて月にかかる費用、そして給料から算出してどれくらいの負担になっているものなのか考えるべきだ。その上でやはり大きな負担になっており、生活も大変だというなら売却も検討すべきである。
【ポイント2】車の利用頻度を考える
車売却について考える際、普段の生活でどれくらい車を使っているのか利用頻度も考える必要がある。極端な話、買い物の際に週に1回程度しか使わないというのであれば、維持費に対して頻度が少ないのだから車を売却したほうがいいと考えられるのだ。
逆に毎日通勤で使用するし、交通の便が悪くて駅やバス停までもかなりの距離があるし、何度も乗り換えしなければいけないという人もいるだろう。
さらに言えば電車やバスの定期券もかなりの高額になってしまうようだと、やはり車を持っていたほうがいいというケースもある。
また仮に車が必要という人でも、使用頻度が少なければタクシーやレンタカーを使用するという選択肢もあるのだ。車を売却するかどうかは、やはり車の使用頻度が重要になってくるので維持費と一緒に考えてみる必要がある。
車を少しでも高く売るなら『車一括査定』がおすすめ
車を売却すれば維持費がかからなくなるのでお金の面ではメリットが大きいはずだ。そして厳密にいえば、車を売却すればその売却費用も手にすることができるのだ。もし車を売却するのであれば、やはり少しでも高く売りたいものである。
そんな時には車一括査定を利用するのがおすすめだ。車一括査定を利用する事でのメリットは以下のとおりだ。
- 複数の業者に一度に査定を依頼できる
- 業者を比較しやすい
- 無料で利用できる
- より高く車を買取してもらえる
- 信頼できる業者が多い
車を少しでも高く売るには複数の買取業者に競合させるのは鉄則である。それだけで数万円、時には10万円以上の差が出ることもあるのだ。
車一括査定なら競合させるのも楽だし、早く車を売却できるため車の価値が下がらないうちに手放すことができるのだ。
車一括査定サービスは、たった一度きりの申し込みで、複数の買取店に査定依頼ができるネットサービスだ。
最大のメリットはこちらが何もせずとも査定額が吊り上げてくれるという点だ。
例えば、4社が競合した場合、各買取店は他の業者以上の買取額を提示しないと買取成立にはならない。よって業者間が自然に競合状態になるため、特に何もしなくても最低額がどんどん高くなるのだ。
- 確実に高価買取を実現させたい方
- 愛車のリアルな査定相場を知りたい方
- 時間と労力を費やしたくない方
- 交渉が面倒な方&苦手な方
このような方に欠かせないおすすめのサービスだ。
編集部おすすめ車一括査定『カーセンサー』
当サイト編集部が車一括査定サービスで最もおすすめしているのがリクルート社運営の「カーセンサー」。
なぜなら、ビッグモーターやアップル、カーセブンなどの大手買取店と提携し、買取業者数が1000社を超えているのはカーセンサーだけ。
同時査定依頼も30社と業界最多なので、最も査定額が高い業者を選ぶ幅が圧倒的に広がるのだ。
編集部所有の車を実際に査定したが、ディーラー下取りよりもなんと96万円も高い査定額が付いている。
他社の車一括査定もあるが、高価買取を目指すならカーセンサー以上のサービスは存在しない。編集部が太鼓判を押す一括査定サービスだ。
【2024年最新】車一括査定おすすめランキング《人気5社比較》
|
カーセンサー |
ユーカーパック |
ナビクル |
楽天Car車買取 |
ズバット |
運営会社 |
リクルート |
UcarPAC |
エイチーム |
楽天 |
ウェブクルー |
提携業者数 |
1,000社 |
5,000社 |
55社 |
2,000社 |
220社 |
同時査定依頼数 |
30社 |
? |
10社 |
? |
10社 |
業者選択 |
〇 |
× |
× |
× |
〇 |
入力の時間 |
約1分 |
約1分 |
約1分 |
約3分 |
約1分 |
利用料 |
無料 |
無料 |
無料 |
成約時
22,000円 |
無料 |
電話の多さ |
多い(メール可) |
1社のみ |
少ない(JADRI加盟) |
1社のみ |
多い |
上記の特徴と比較表を見ればある程度わかるが、これだけだとどのサービスを利用すべきか迷うはずだ。
そこで実際に当サイト編集部が車一括査定サービスを利用してみた。その結果も判断材料に加えたうえで、5つの一括査定サイトをランキング形式で紹介する。
1位:カーセンサー(※編集部一押し)
- 特徴1.同時査定依頼数30社は業界No.1
- 特徴2.競合会社が多いため高額査定率も圧倒的に高い
- 特徴3.電話営業は多いがメール&電話時間指定可能
前述したが、高価買取を狙うなら間違いなくカーセンサーがおすすめだ。提携業者は1,000社を超え、大手中古車買取業者はほぼ網羅している。また、同時に査定依頼できるのが30社で業界最多。
当然ながら競合する会社が多い分、高額査定が出やすい。人気や知名度だけでなく、当サイト編集部が実際に使用して成果も出ている。
現段階で車一括査定の中で最高のサービスだと自信をもっておすすめできる。迷ったらカーセンサーで間違いないだろう。
2位:ユーカーパック
- 特徴1.掲載買取業者は2,000社は圧倒的
- 特徴2.高額買取にも期待
- 特徴3.電話営業一切なし
- 特徴4.申し込みと同時に買取相場がわかる
オークション形式の車一括査定サイト「ユーカーパック」。掲載買取業者は1位のカーセンサーと比較すると約2倍の2,000社、当然ながら高額査定に期待できる。
大手買取店との提携はカーセンサーに劣るが、地域密着型の買取店との提携によって高額買取実績を増やしている。
本来、一括査定サービスは複数業者と売主本人が交渉するのが基本だ。しかし、ユーカーパックは売主の代わりにユーカーパックの担当者が交渉を全て代行してくれる。
編集部でも試したが、他のサービスとは比べものにならないぐらい手軽だった。交渉が苦手&面倒な方に最も適したサービスだ。
3位:ナビクル
- 特徴1.年間利用者数No.1
- 特徴2.わずか45秒で買取相場がわかる
- 特徴3.JADRIの審査を通過した優良業者のみ提携
中古車業界の流通を健全化を目的とした団代”JADRI”の審査に合格した業者しか提携しない「ナビクル(旧:かんたん車査定ガイド)」。
中古車業者を選定している分、業者数がそこまで多くないため、電話営業が少ないという特徴もある。年間利用者数が最も多く、その分高額買取実績も多数出ている信頼度No.1の一括査定サービスだ。
4位:楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)
- 特徴1.電話対応も査定も楽天1社のみ
- 特徴2.成約で楽天ポイントを獲得
楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)はオークション形式で、成約で楽天1,000ポイントがもらえる車査定サービス。
楽天Car車買取なら査定までの全ての工程を楽天の担当者が行うため、しつこい勧誘電話も一切なし。査定回数も1回のみ。
一括査定特有の営業電話が嫌な方、交渉が苦手な方でも勝手に査定額が吊り上がるのでおすすめだ。
5位:車査定比較(ズバット車買取)
- 特徴1.10年の実績と東証一部上場企業の安心感
- 特徴2.申込みと同時に買取相場がわかる
- 特徴3.査定業者を選定できる
車査定比較(ズバット車買取)は車買取業者として実績が長く、東証一部上場企業の運営という安心感があるサービスだ。
比べられる業者も多く、大手中古車買取業者との提携は7社と十分なスペックをもっている。また、運営実績が長いため、実績のある買取店との提携から高価買取にも期待できる。
申込みのフォームが利用者が迷わない簡易な仕組みになっていたり、申込みと同時に買取相場がわかるのも人気の理由だ。
【初心者向け】一括査定のデメリットをカバーした”ユーカーパック”
以上、編集部がおすすめする車一括査定を5つ紹介した。だが、肝心な一括査定のデメリットを解説していない。
一括査定サービスは中古車買取店同士が競合させるのが目的なので、必然的に買取店からの電話営業が多くなる。我先にと各社営業するために電話をかけてくるのは商売上仕方のないことである。
だが、利用者からしてもこの大量電話を懸念して利用を迷っている方も多い。しかし、高価買取を実現するなら一括査定サイト以上の方法は存在しない。
大量の電話を覚悟で、一括査定を利用しなくてはいけないが、一括査定サイトでもデメリットをほぼ解消したものが存在する。
それが「ユーカーパック」だ。
前述したが、ユーカーパックは担当者1名とのやりとりで査定から買取まで全てのやりとりが済むサービスだ。大量の営業電話は一切ない。
- 公式サイトから査定申込(概算の買取相場も表示)
- 担当者があなたの愛車を実地査定(出張査定可)
- 愛車を非公開オークションに出品し、2000社が競合
- 最高額を付けた業者を選んで車を売却する
あなたは何もしなくても、各買取業者の査定額をスマホから確認でき、競合する中古車買取店の相見積りをすべて同時に見ることが可能だ。
当サイト編集部でも実際に利用してみて、今までの一括査定サービスとは比較にならないほど手軽なサービスだと感じた。
ユーカーパックは、従来の一括査定サービスのデメリットである「交渉の手間」「一括査定後の大量の営業電話」を克服した上で高価買取が可能。よって初心者でも安心して利用できる非常に優れたサービスなのだ。
まとめ
このように一人暮らしに車が必要か否かはその人の生活スタイルによっても異なる。だがたいていは一人暮らしでは車は大きな負担になってしまうし、事故のリスクもあるため不要と考えてもいいだろう。
ただし単純に車を売却すればメリットがたくさんあるとだけ考えてしまうと、その後の生活が大変になってしまうこともある。
そのため車売却するにしても、その後の車のない生活をどのように送るのかまで考えてから売却したほうがスムーズに生活を送れるはずである。