- 実際に査定額をアップさせた体験談を知りたい
半導体不足で中古車市場が高騰している昨今、売り方を間違えなければ誰でも簡単に高く売却できるようになっている。
しかし、そこに危険が潜んでいる。
なぜなら、簡単に高く売れるからこそ売り方を間違えて損していることに気が付かないからだ。
知人の車の査定結果みて、改めて中古車市場高騰しても相見積もり超重要だとわかった。
ディーラー:180万
A社:255万
B社:220万
C社:270万知人:もちろんC社で!
— マロン (@bochibochiikode) October 18, 2022
買取業者からすると、査定額の幅が広がり交渉しやくなっている。ある程度高い査定額を提示すれば売主は納得するからだ。
もちろん、高騰している市場で正しく交渉すれば、とんでもない査定額が提示されることもある。
ここでは、当編集部が実際に交渉を行い、ディーラー下取りより90万円以上も高く売却できた実体験を伝える。
今から伝える体験談と同じ方法で売却すれば、誰でもカンタンに愛車を最高額で売却できるはずだ。
車の売却(買取)を考えている方、今は売ろうか悩んでる方も必ず最後まで読んでほしい。
【実録】リアルな体験談
ディーラー下取りより90万円UP!?
今回、買取に出したのは当編集部が所有していたアルファードだ。
日本自動車販売協会連合会の「乗用車ブランド通称名別順位」だと常に上位10車種に入るほど人気だ。
前置きはこのくらいにして、本題に入ろう。
まず結果を見てほしい。
ディーラー下取りは268万円、複数の買取業者にネットから一斉依頼する車一括査定は『364万円』という結果になった。
差額はなんと96万円という違いが出た。
つまり、ディーラー下取りで売っていた場合、96万円も大損したことになる。
ディーラーは販売専門、売却は買取専門業者が鉄則
車を売る方法は大きく分けて2つある。
- ディーラーで下取り
- 買取専門業者で売却
買取専門業者はガリバー、ネクステージ、カーセブンなど買取を生業とする業者を意味する。
ディーラーの場合は次の車が決まっていて、その下取りとして今の車を売却する。
結論から言うと、下取りより買取の方が圧倒的に高く売れる。
理由はカンタンだ。ディーラーはあくまで販売が専門で、下取りはあくまで専門外のサービスだ。
- 新車値引き:20万+下取り査定額:10万=総値引き:30万
- 新車値引き:10万+下取り査定額:20万=総値引き:30万
- 新車値引き:5万+下取り査定額:25万=総値引き:30万
どの場合も最終的な総値引きは30万円だ。
しかしながら、下取り査定額が一番大きく見えるのは3番目の25万円になる。
つまり、下取りの査定額を調整してあたかもお客が得をするように営業マンが操作する。
一方、このような調整ができないのが買取専門業者が行う買取である。
独自の販路をもつ買取専門業者はスタートから買取査定額が高い。
- 下取り査定額MAX:25万
- 買取査定額(交渉初期):40万
交渉段階からすでに数十万の差がついていることが多い。
当編集部でもディーラーで0円だと言われたセダンを買取に出したところ、18万円という査定額が付いたこともある。
ここまでディーラー下取りと買取専門業者が行う買取の違いを説明した。
ここからは実際に96万円という差が生まれた査定体験を公開していく。
【実録】車一括査定の裏側を時系列で公開
まずディーラーの下取り額を確認していただこう。
トヨタ公式の下取り参考価格シミュレーションだと査定額は「2,680,000円」
268万円以上になる高い査定額が付かないと買取専門業者に売る意味がない。
“これ以上の査定額で売却がマスト”
ここからが本番”買取専門業者との交渉”
まず最低でも5社以上の買取業者を競合させる必要があった。
ここで必ず利用すべきサービスが『車一括査定』
1社ずつ個別に査定依頼するのだと時間も手間もかかる。
5社を競合させるのが目的のため、買取店を5つに足を運びすべてを相見積もりさせて交渉させないといけない。
手間がかかり過ぎるため、とてもじゃないが読者の方におすすめできない。
車一括査定ならも5分程度の入力で一斉に複数社の買取店に依頼できる。
もちろん、買取業者も車一括査定を経由して申し込みがあったことは理解している。
「車一括査定経由からの申し込みだから競争に勝たないと!」
買取業者はすでにスイッチが入った状態だ。
つまり、この時点で相見積もりになり自然に競合状態になっているのだ。
- カーセンサー(https://kaitori.carsensor.net/)
- ナビクル(https://a-satei.com/)
査定額が出やすく大手の優良買取業者が多いという理由から上記2つの車一括査定を選んだ。
まずはじめに「ナビクル」で一括査定依頼を完了。
まずナビクルを利用し、4社の買取業者から電話があった。
5社以上、なるべく競合する会社を多くするために、カーセンサーを利用。
カーセンサーは業者選択可能なため、ナビクルで選んだ業者を除外して3社追加で電話で査定日時を決定。
最終的には計7社と交渉する形になった。
デメリットではなく逆にメリット!?
「営業電話がしつこい」と聞くが…
余談になるが、車一括査定を行い買取業者から営業電話が大量にかかってくるといった口コミを見ることがある。
このように買取業者から一斉に営業電話がかかってくる。
業者が電話してくる理由はもちろん、あなたの自宅で行う出張査定の日取りを決めたいから。
もちろん査定の日時さえ決まってしまえば、他のことで電話がかかってくることは一切ない。
むしろ、こちらから査定予約する手間もなく、電話のやり取りも5社程度なら10分程度。
勝手に競合状態になることを考えると、メリットしかない。
カーセンサーなら買取業者を選択できるため、電話がかかってくる数も把握できる。
- 各店舗を自ら回るより圧倒的に効率的
- 申込後すぐに買取業者は競合状態に
- 約10分程度のやりとりで数十万UPの可能性
- オペレーターからの電話は基本的に丁寧
高く売るために各社競合させるのが目的のため、この営業電話は必要なものなのだ。
さらに、最高額まで吊り上げるために絶対必要な交渉術の『同時査定』にも繋がる。
【超重要】絶対に”同時査定”を行え
ここで重要なのが【同時査定】。
例えば3社に査定依頼する場合、
- A社:8月19日午後1時~
- B社:8月19日午後1時~
- C社:8月19日午後1時~
このような形でブッキングさせるのが同時査定だ。
編集部が依頼したのは7社だが、同日同時刻に社に査定してもらうことで自然に価格競争が生まれ、さらに売り主からしても時間短縮できる。
可能であれば余裕を持って2週間後ぐらいに予約すれば、全社集めて同時査定できたかもしれない。
ではここからは同時査定当日に起こった内容を時系列で紹介する。
【STEP①】午後1時に4社(ABCD社)同時査定
4社間(ABCD社)で競合し、1社(A社)が強気な交渉を行っていた。
最低金額310万円から各社スタート。これは各社ほぼ同じだと。
この時点でディーラー査定額268万円より42万円高いのがわかる。
【STEP②】各4社(ABCD社)それぞれと交渉
ナビクルの申込後に提示された概算価格を査定員に伝える。
390万はこの年式では絶対に無理とのこと。
2016年式のアルファードだと330万が限界に近いと2社(CD社)は回答。
350万はかなり厳しいと全4社(ABCD社)が口を揃えて回答。
この時点で350万以上はかなり厳しいと諦めムード。しかし、カーセンサーで追加で依頼した3社が到着し場の空気が変わる。
【STEP③】午後1時30分頃に残りの3社(EFG社)加わる
時間差で3社(EFG社)が到着。
査定を行うとその中の1社(E社)が強気に交渉したいと言い出す。
【STEP④】入札形式に切り替わる
各社と交渉するのは面倒なため、ここで【入札形式】に切り替えたいと伝える。
入札形式とは、各社一斉に最高額を提示して一番高い業者が買取する方法です。だいたいは名刺の裏に値段を書いて一斉に出して決める。ただし、一番高い業者売るのが大前提。
すると、各社一気に本格的な交渉に入る。
なぜならここで低い査定額を提示するとこの交渉自体が無駄になるから。
各社本気で、どこまで出せるかそれぞれ上司と交渉し、最高額を提示できるようにする。
実はもう1社(H社)、同時査定に間に合わないから辞退すると言っていた業者がここで緊急参戦。
しかし、現状の相場があまりにも高いと速攻で辞退(※最後まで見守りたいと現場に滞在)。
【STEP⑤】各社最高額を一斉に提示
最終的には3社(ABE)が残り、うち1社(B社)は他社の相場観を感じ取り辞退。
このときの相場は350万以上。
『A社 VS E社』の戦い。
最終結果は・・・
364万円というありえない査定額がでた。
後から来た業者は査定結果を記念に写真で撮らせてほしいと言った程の査定額。
- ディーラー下取りの場合:268万円
- 車一括査定で買取の場合:364万円
リアルにこれだけの違いが出る。
ちなみに、最初の4社(ABCD)はナビクル、後から来た4社(EFGH)はカーセンサーだ。
最初の4社だけだと350万以上は間違いなく無理だったが、後から来た4社の内1社が競合することにより364万までUPしたのだ。
さらに多くの買取業者を競合させればもっと高額査定が出た可能性もある。
実は車一括査定の際にもう1社電話があったが日時があわず断った。
その業者から査定後に電話があり、364万より高く買うと打診されたのだ。
もちろん、ここまでの展開をすべて予想して狙ったわけではない。
ただ一つ言いたいのは、たった10分~20分程度の電話対応と、同時査定のやり方さえ間違えなければ簡単に高価査定までたどり着くということ。
- 最低でも【5社以上】に依頼
- 同日同時刻に査定予約を入れて【同時査定】
- 【都心の方】カーセンサーのみで5社以上選択
- 【地方の方】ナビクル+カーセンサーで5社
- いくらで売却したいか事前に決めておく
- 【入札形式】にしたいと伝える
今回の売却でとくに難しい交渉は行っていない。冒頭でもお伝えしたが、同じようにやれば誰でもできる買取交渉術だ。
車一括査定を使うことで業者同時が競合することにより自然と査定額が上がっていく。
このような理由から営業電話が多いのはむしろ査定額UPのためには必須だとお伝えしている。
数十万UPの査定額に繋がる
時給換算しても数十万円、喜んで対応できるはずだ。
今回の結果からも、買取業者選びを疎かにしてはいけないことはわかって頂けただろう。
まずはナビクルで大手や優良買取店に依頼、その後にWEB上で査定額の概算を確認してほしい。
その後はカーセンサーで依頼、ナビクルになかった買取業者を選んで全部で5社以上にする。
業者数が多ければ多い方が良いので、カーセンサーも必ず利用してほしい。
話を戻そう。
ナビクルは以下のボタン①から申込後にすぐ電話があるため、各業者と日程調整。
ナビクル申込後にこの記事に戻ってもらい、ボタン②のカーセンサーに依頼しよう。
同時査定にすることは絶対忘れないでほしい。余裕をもって2週間後の都合の良い日程で、すべての買取業者を同日同時刻に調整しよう。
【①ナビクル】
▼申込後に査定相場がわかる▼
【②カーセンサー】
▼業者選択で最低5社以上に依頼▼
車一括査定のリアルな口コミ評判
ここでは実際に試した方の情報をSNSや口コミサイトから一部紹介していく。
義父の車を売却するため、四社の中古車買取業者に同時間に査定に来てもらいました。
結果を名刺に書いて頂き、一番高い所に売却。結果は
カーセブン:87.5万
ビッグモーター:72.5万
ラビット:72.3万
アップル:66万
日産ディーラー:55万
こんなに差が出るのか。。。😲
同時刻一斉査定&入札お薦めです。 pic.twitter.com/rqaZRTBWsl— 岡 洋介 / Snapmart CEO (@yosukeoka) January 6, 2019
車の一括査定🚙
中古市場が上がってると聞いて出してみました😊
リセールバリューすごかった👍✅1年半所有
✅2万キロ未満
✅人気カラー
✅人気車種⭕️新車購入価格で買取提示されました
すごい驚きです🔥
— たびお@ECセラー×プチ断食 (@ta_bi_wo) July 25, 2022
自動車買取業者に直接持ち込んで買取査定。
ラビット35万円
オートバックス36万円
ガリバー(A)40万円
ガレージ沖縄50万円
ガリバー(B)55万円
ユーポス61万円
ネクス テージ67万円— 毒チワワ (@gusikenpan) June 4, 2022
安易に車の一括査定をしたら電話がウザいぐらいかかってくる💢
— kiyo-saku (@hw_n1v) July 22, 2022
高く売れてよかった
以前に一社だけ買取の査定をお願いしていましたが、傷や凹みがあったため、思っていたよりも値段がつかず…相場を知るためにも一括査定したいと思い利用しました。結果として、1社目よりも25万円高い見積もりをもらえたので大満足です。1社目で売らなくて本当に良かったです。
早かったです 申し込みフォームからできるだけ早く査定をお願いできるよう売却希望時期を設定したところ、翌日には複数の買取業者から連絡が来ていて驚きました。 高額査定はほんとうだった! ファミリーカーに乗り換える際に、今の車を下取りに出そうとしたところ、本当に二束三文にしかならなかったので、試しに使ってみました。 申し込みして直ぐに電話が複数社から掛かってきたのには驚きましたが、結果として10倍近い値段で買い取っていただけました。 ディーラーはマジで信頼しない方が良いですね。 すごく高く売れた! 車を買い換える際に、下取りだと廃車費用が掛かると言われ、釈然とせずにこの「ズバット車買取比較」というサービスを利用しました。 売り方ひとつで数十万円、100万円近く買取結果が違ってくることを想像すると怖ろしい。 何も知らずにそこらの店で査定すると安く売ってしまったり、最悪の場合、廃車費用をこちらが支払うなんてこともある。 実はその車が次の新車購入の資金になるくらい値打ちがあるかもしれないのだ。 車一括査定を使うかどうかまだ迷っている方も”試さないという選択肢はない”とわかって頂けたはずだ。 【①ナビクル】 【②カーセンサー】 ちなみに、申し込んでも絶対に売らないといけないわけではない。どちらか迷っている方は、とりあえず「カーセンサー」から試してみることをおすすめする。
年式が新しいわりに走行距離が多かったため、それほど期待はしていませんでした。しかし、予想よりはるかに高い金額を提示してきた店舗と即決で契約をしました。
申し込むと直ぐに電話が掛かってくるのには驚きましたが、数社で相見積もりをすることで、結果的に50万円の値段がついて大満足です。
電話は鬱陶しいかもですが、それに勝る価値はあると思いますし、安易にディーラーの言いなりにならない方がよいですね。まとめ
▼申込後に査定相場がわかる▼
▼業者選択で最低5社以上に依頼▼