子供を車に乗せる場合にはチャイルドシートが必須。子供の安全のため、高価なチャイルドシートを装着している人もいるはずだ。
チャイルドシートは装備品の一つと考えればそのまま車査定すべきだが、査定の際は外すべきだ。逆に装着したまま査定を受けると査定額がマイナスになる恐れもあるのだ。
ここでは査定に際にチャイルドシートを外すべき理由と注意点についてまとめている。チャイルドシートを付けている人は査定を受ける前にチェックしてもらいたい。
チャイルドシート装着のまま車査定してもプラス評価なし
チャイルドシートはいかに高価なものを装着していても、査定されることはない。その理由はほとんどの買取店ではチャイルドシートの買取はしていないため、査定の際には外して査定されるからだ。
仮に買取する業者があったとしても、ほとんどプラス評価にはならない。プラス評価がないだけでなく、実際は外して査定するため、以下のようなマイナス評価を受けることもあるのだ。
- チャイルドシートの跡や凹み
- 座席シートの破れ
- ジュースやお菓子による汚れ
チャイルドシートを外して車査定に出すべき”3つの理由と注意点”
車査定に出す際、チャイルドシートは事前に外しておくべきだ。それは単純に外して査定されるからと言う理由だけでなく、以下のような3つの理由がある。
【注意点1】チャイルドシート跡にあるジュースやお菓子のゴミを掃除できる
たいていの人は車にチャイルドシートを装着したままにしていることだろう。そのため、チャイルドシートの下はゴミやほこりが溜まっているものだ。また子供が乗るわけだから、ジュースやお菓子のゴミも落ちているものである。
査定の時にチャイルドシートを外すと、その部分が汚いまま査定を受けることになる。もしもお菓子のゴミなどがあれば汚く見えるし、ジュースのシミがあればそれだけでマイナス査定になってしまう恐れがある。
査定前にチャイルドシートを外して置けば、その部分をきれいに掃除することができる。ジュースのシミや汚れも掃除すれば綺麗になる場合もあるのだ。その状態であれば、余計な部分でマイナス査定される心配もなくなるだろう。
【注意点2】チャイルドシートの重みによる凹みを直せる
チャイルドシートは安定性を高めるために、意外と重量があるもので重いものだと10kgを超えるものもある。さらにそこに子供が乗るわけだから、常に20kg以上の負荷をかけた状態になるのである。
そのためチャイルドシートを外すと、負荷がかかった部分が大きな凹みとなっているものだ。このような凹みはチャイルドシートを外したからといって簡単に消えるものではない。だが、状態によっては数日で元に戻ることもあるのだ。
シートが凹んだまま査定を受けると、元に戻らない可能性も考慮してマイナス査定になってしまうこともある。
仮に元に戻ったとしても、業者が査定額をアップしてくれるとは限らない。そうならないためには、事前に外して凹みを直しておくことが大切だ。
【注意点3】シートの隙間など見えない箇所も確認できる
車査定に出す場合、少しでも内装を綺麗にしておくことが基本だ。内装が綺麗ならマイナス査定を少しでも避けることができるからである。ただチャイルドシートを装着したままだと、どうしても見えない部分が出てくるものだ
例えばシートの隙間などはチャイルドシートがあると見えないため、どうしても汚れたままになってしまいがちだ。
事前に外しておけば隅々まできれいに掃除することができるのだ。できれば査定前だけでなく定期的に掃除しておくといいだろう。
どうする?残ったチャイルドシートを売る『2つの方法』
ほとんどの車買取店ではチャイルドシートは買取してくれない。中古のチャイルドシートはかなり需要がある。そのため外したチャイルドシートは以下のような方法で売るといいだろう。
【1】自分で売る(フリマ・オークション)
チャイルドシートをネットのフリマアプリやネットオークションなどを使って自分で売る時には、以下のポイントを押さえておく必要がある。
- 相場をチェックする
- 送料を計算・明記する
- きれいに掃除する
- 汚れやシミ、紛失パーツなど悪い点をしっかり書く
- 製品名と購入時期を表記
- 使用年数・頻度を明記
- 梱包を丁寧に
特にチャイルドシートは大きい荷物になってしまうため送料が高額になってしまうこともあるので注意したいところだ。
【2】買取専門店に持ち込む
今は各地にリサイクルショップや買取店があり、そこにチャイルドシートを持っていけば買取してくれるはずだ。
チャイルドシートは新品で購入すると高価でもあり、また使用する期間も限られているためリサイクルショップで安価で購入する人も増えているのだ。需要もあるため、比較的高い額で買取してくれる可能性がある。
特にベビー用品買取専門店だとより高く買取してくれる可能性が高い。また店頭買取だけでなく、宅配買取・出張買取もできるため、近くに店舗がない人でも安心だ。
チャイルドシートの買取価格を上げる『3つのポイント』
チャイルドシートを売る場合、できるだけ高く買取してもらいたいと思うものだ。そのためには以下のポイントを押さえておきたい。
- できるだけ早く売る
- 箱や説明書や保証書も準備
- 掃除・洗濯をして綺麗にする
チャイルドシートはメーカーで毎年のように新しいものが登場する。そのためできるだけ早く売ればその分買取価格も高くなる。
チャイルドシートは汚れがネックである。逆に綺麗に掃除しておけば高く売れる可能性があるのだ。
チャイルドシート装備車を高く売るなら”車一括査定”を利用する
チャイルドシート装備車は、状態によってはマイナス査定になってしまうケースも少なくない。もし少しでも高く売りたいのなら、車一括査定を利用するのも一つの方法である。
チャイルドシート装備車はよほどシートが破れてでもいない限り大きなマイナスにはならない。汚れであれば買取後の掃除で問題なく綺麗にできるからだ。
仮にシートが破けていても、その評価は業者によって大きく異なる場合もある。そのため複数の買取業者を競合させれば、より高く買取してくれるところが見つかることだろう。
車一括査定サービスは、たった一度きりの申し込みで、複数の買取店に査定依頼ができるネットサービスだ。
最大のメリットはこちらが何もせずとも査定額が吊り上げてくれるという点だ。
例えば、4社が競合した場合、各買取店は他の業者以上の買取額を提示しないと買取成立にはならない。よって業者間が自然に競合状態になるため、特に何もしなくても最低額がどんどん高くなるのだ。
- 確実に高価買取を実現させたい方
- 愛車のリアルな査定相場を知りたい方
- 時間と労力を費やしたくない方
- 交渉が面倒な方&苦手な方
このような方に欠かせないおすすめのサービスだ。
編集部おすすめ車一括査定『カーセンサー』
当サイト編集部が車一括査定サービスで最もおすすめしているのがリクルート社運営の「カーセンサー」。
なぜなら、ビッグモーターやアップル、カーセブンなどの大手買取店と提携し、買取業者数が1000社を超えているのはカーセンサーだけ。
同時査定依頼も30社と業界最多なので、最も査定額が高い業者を選ぶ幅が圧倒的に広がるのだ。
編集部所有の車を実際に査定したが、ディーラー下取りよりもなんと96万円も高い査定額が付いている。
他社の車一括査定もあるが、高価買取を目指すならカーセンサー以上のサービスは存在しない。編集部が太鼓判を押す一括査定サービスだ。
【2024年最新】車一括査定おすすめランキング《人気5社比較》
|
カーセンサー |
ユーカーパック |
ナビクル |
楽天Car車買取 |
ズバット |
運営会社 |
リクルート |
UcarPAC |
エイチーム |
楽天 |
ウェブクルー |
提携業者数 |
1,000社 |
5,000社 |
55社 |
2,000社 |
220社 |
同時査定依頼数 |
30社 |
? |
10社 |
? |
10社 |
業者選択 |
〇 |
× |
× |
× |
〇 |
入力の時間 |
約1分 |
約1分 |
約1分 |
約3分 |
約1分 |
利用料 |
無料 |
無料 |
無料 |
成約時
22,000円 |
無料 |
電話の多さ |
多い(メール可) |
1社のみ |
少ない(JADRI加盟) |
1社のみ |
多い |
上記の特徴と比較表を見ればある程度わかるが、これだけだとどのサービスを利用すべきか迷うはずだ。
そこで実際に当サイト編集部が車一括査定サービスを利用してみた。その結果も判断材料に加えたうえで、5つの一括査定サイトをランキング形式で紹介する。
1位:カーセンサー(※編集部一押し)
- 特徴1.同時査定依頼数30社は業界No.1
- 特徴2.競合会社が多いため高額査定率も圧倒的に高い
- 特徴3.電話営業は多いがメール&電話時間指定可能
前述したが、高価買取を狙うなら間違いなくカーセンサーがおすすめだ。提携業者は1,000社を超え、大手中古車買取業者はほぼ網羅している。また、同時に査定依頼できるのが30社で業界最多。
当然ながら競合する会社が多い分、高額査定が出やすい。人気や知名度だけでなく、当サイト編集部が実際に使用して成果も出ている。
現段階で車一括査定の中で最高のサービスだと自信をもっておすすめできる。迷ったらカーセンサーで間違いないだろう。
2位:ユーカーパック
- 特徴1.掲載買取業者は2,000社は圧倒的
- 特徴2.高額買取にも期待
- 特徴3.電話営業一切なし
- 特徴4.申し込みと同時に買取相場がわかる
オークション形式の車一括査定サイト「ユーカーパック」。掲載買取業者は1位のカーセンサーと比較すると約2倍の2,000社、当然ながら高額査定に期待できる。
大手買取店との提携はカーセンサーに劣るが、地域密着型の買取店との提携によって高額買取実績を増やしている。
本来、一括査定サービスは複数業者と売主本人が交渉するのが基本だ。しかし、ユーカーパックは売主の代わりにユーカーパックの担当者が交渉を全て代行してくれる。
編集部でも試したが、他のサービスとは比べものにならないぐらい手軽だった。交渉が苦手&面倒な方に最も適したサービスだ。
3位:ナビクル
- 特徴1.年間利用者数No.1
- 特徴2.わずか45秒で買取相場がわかる
- 特徴3.JADRIの審査を通過した優良業者のみ提携
中古車業界の流通を健全化を目的とした団代”JADRI”の審査に合格した業者しか提携しない「ナビクル(旧:かんたん車査定ガイド)」。
中古車業者を選定している分、業者数がそこまで多くないため、電話営業が少ないという特徴もある。年間利用者数が最も多く、その分高額買取実績も多数出ている信頼度No.1の一括査定サービスだ。
4位:楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)
- 特徴1.電話対応も査定も楽天1社のみ
- 特徴2.成約で楽天ポイントを獲得
楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)はオークション形式で、成約で楽天1,000ポイントがもらえる車査定サービス。
楽天Car車買取なら査定までの全ての工程を楽天の担当者が行うため、しつこい勧誘電話も一切なし。査定回数も1回のみ。
一括査定特有の営業電話が嫌な方、交渉が苦手な方でも勝手に査定額が吊り上がるのでおすすめだ。
5位:車査定比較(ズバット車買取)
- 特徴1.10年の実績と東証一部上場企業の安心感
- 特徴2.申込みと同時に買取相場がわかる
- 特徴3.査定業者を選定できる
車査定比較(ズバット車買取)は車買取業者として実績が長く、東証一部上場企業の運営という安心感があるサービスだ。
比べられる業者も多く、大手中古車買取業者との提携は7社と十分なスペックをもっている。また、運営実績が長いため、実績のある買取店との提携から高価買取にも期待できる。
申込みのフォームが利用者が迷わない簡易な仕組みになっていたり、申込みと同時に買取相場がわかるのも人気の理由だ。
【初心者向け】一括査定のデメリットをカバーした”ユーカーパック”
以上、編集部がおすすめする車一括査定を5つ紹介した。だが、肝心な一括査定のデメリットを解説していない。
一括査定サービスは中古車買取店同士が競合させるのが目的なので、必然的に買取店からの電話営業が多くなる。我先にと各社営業するために電話をかけてくるのは商売上仕方のないことである。
だが、利用者からしてもこの大量電話を懸念して利用を迷っている方も多い。しかし、高価買取を実現するなら一括査定サイト以上の方法は存在しない。
大量の電話を覚悟で、一括査定を利用しなくてはいけないが、一括査定サイトでもデメリットをほぼ解消したものが存在する。
それが「ユーカーパック」だ。
前述したが、ユーカーパックは担当者1名とのやりとりで査定から買取まで全てのやりとりが済むサービスだ。大量の営業電話は一切ない。
- 公式サイトから査定申込(概算の買取相場も表示)
- 担当者があなたの愛車を実地査定(出張査定可)
- 愛車を非公開オークションに出品し、2000社が競合
- 最高額を付けた業者を選んで車を売却する
あなたは何もしなくても、各買取業者の査定額をスマホから確認でき、競合する中古車買取店の相見積りをすべて同時に見ることが可能だ。
当サイト編集部でも実際に利用してみて、今までの一括査定サービスとは比較にならないほど手軽なサービスだと感じた。
ユーカーパックは、従来の一括査定サービスのデメリットである「交渉の手間」「一括査定後の大量の営業電話」を克服した上で高価買取が可能。よって初心者でも安心して利用できる非常に優れたサービスなのだ。
まとめ
子供がいる家庭では必需品となるチャイルドシート。いくら高価なチャイルドシートを装着していようと、ほとんどの車買取店ではチャイルドシートの買取は行っていないのだ。
そのため査定を受ける際は外しての査定となることは覚えておくといい。逆に買取業者によっては、チャイルドシートを乗せていたシートの汚れや跡により、マイナス査定になる可能性もある。
マイナス査定を避けるには事前に外して掃除しておくべきだ。また業者によって対応が異なるため、業者選びも重要になってくるだろう。