ハイブリット車が普及してはや10年以上が経過しているが、最近では更に発展形である次世代車・プラグインハイブリッド(PHV)というカテゴリーの車が市場をにぎわせ始めている。

このプラグインハイブリッド車と言う名前を皆さんは何となく聞き知っている事だろうが、いったいどういう車なのか?その仕組みやメリット・デメリットについて詳しくまとめてみよう。

プラグインハイブリッド車とは?

タブレットを使う男性

最近は中国やヨーロッパの一部地域でガソリン車から電気自動車への入れ替えが大々的に促進されている。この点に関しては京都議定書を支持する日本国でも同様だ。

まず法律面での改正を行い、二酸化炭素をまき散らす車両へは重税を課し、積極的にEV車への優遇措置をとっているのが現状である。

その為もあって世界中の自動車メーカーが続々とプラグインハイブリッド車を発表し、熾烈なシェア争いが既に始まっていると言えるだろう。

そこでプラグインハイブリッド車であるが、この仕組みとしてはEV自動車に採用されているモーターを駆動源とした走行システムを持つ事、つまり電気を充電するだけで走行が可能である。

それと同時に、これまでのハイブリット車の走行システムも併せ持っているのだ。これによって電気による走行とガソリンによる走行が1台の車で可能となったという点が最大のメリットである。

2018年度現在のデータではどのモデルもフル充電状態で20~25kmぐらいのEV走行が可能となっている。1日の移動距離がこの範囲内であれば、電力だけで走るEV車として利用できるのだ。

もちろん、それ以上の走行に対してはガソリンエンジンを回して従来のハイブリッド走行をする。

また現在のポテンシャルなら、都心部の短距離ドライバーは毎晩家の電源につないで充電し、日中は電力だけで走行をする事さえできるだろう。

そしてガソリンを電池が切れた時の予備として使うならばエコ走行になり、しかも低燃費効率が数段アップするのだ。つまりプラグインハイブリッド車とはEV車とハイブリッド車の2つの能力を併せ持つ自動車なのである。

PHVとPHEVの違いは?

話合い

プラグインハイブリッド車にも2種類あって、大きくはPHVとPHEVに分別されている。PHVとは『plug-in hybrid Vehicle』といって、いわゆるプラグインハイブリッド車を指す。

そしてPHEVは『Plug-in Hybrid Electric Vehicle』の略称で、プラグインハイブリッド仕様の電気自動車のカテゴリーになるのだ。

どちらもプラグインハイブリッド・システム走行を採用しているのだが、PHVはハイブリッドに比重が高く、PHEVは電気自動車(EV車)に近い走行をする。

詳しく説明すると、PHVはまず電力によってEV走行を行い、電池切れのタイミングでガソリン主体のハイブリッド走行にチェンジする。これによって走行距離の延長を可能としている。

一方PHEVでは電池切れの後でも、ガソリン発電を行ってバッテリーを充電しながらモーターによるEV走行を継続するのだ。つまり駆動系にガソリンエンジンが接続していないシステムなのである。

このPHEVシステムならば、マンション宅の様に家庭の電源を利用できない方でも安心である。ガソリン発電でいつでもバッテリー充電ができるメリットがあるからだ。

プラグインハイブリッド車のメリット

調べる女性

プラグインハイブリットの主なメリットを幾つか挙げるならば、まず燃費効率が格段にアップする事だ。これは従来のハイブリットを更に上回っている。またEV自動車の欠点である走行距離を延ばせる事もある。

またプラグインハイブリット車はガソリンの消費をかなり抑制できるために、排ガスの面で環境にやさしい事もある。そしてもう一点、EV車特有の静寂性が高い事を上げる事ができる。

では、この点を更に詳しく解説していこう。

燃費の良さ

運転

プラグインハイブリット車はハイブリッド車と同様に燃費の良さが大きなメリットとなっている。ちなみにトヨタ・プリウスPHVを参考にすると、ハイブリッド燃料効率の数値は31.6km/Lとなっている。これは軽自動車の好成績に迫る数字である。

そしてバッテリーをフル充電した状態なら、EV走行だけで26.4kmを走る事ができる。もちろん、この距離を走るための電気代はガソリン代よりも安い。

また三菱・アウトランダーPHEVではハイブリッド燃料が20.2km/Lと低いのだが、フル充電なら60.8kmも走る為に、こちらも超低燃費と言えるだろう。

なおガソリン代が値上がり傾向にある近年では、ユーザーにとって燃費効率が優先課題で、プラグインハイブリット車のニーズは今後も高まっていくのは確かだ。

走行距離

メーター

プラグインハイブリッド車の特徴としては、一回フル充電をすればED走行だけも20kmから30kmぐらい走ってくれる。これならば、街乗り程度のドライブなら充分な走行距離であろう。

そしてバッテリーの電池が切れた後はハイブリット走行にチェンジするので、更に搭載しているガソリン量に応じて走行距離が延長できるのだ。

ちなみにトヨタ・プリウスPHVであれば、燃料タンクの容量が45Lある。同車のハイブリット走行の燃費が31.6km/Lである事から、1400kmまでガソリン走行が可能となる。またPHEV系でも同様に長距離走行が可能になっている。

つまり走行距離に関してはEV車を遥かに超える走行距離となり、かなりの長距離ドライブを行うにしても何も心配する事がないのである。

環境性能

車の後ろ

プラグインハイブリッド車が環境に対してエコロジーであるのは、基本走行がEV走行だからである。つまりガソリンエンジンを回さずに、バッテリーに充電された電力でモーターを回す走り方だ。

このために、モータードライブ時は二酸化炭素などの排気ガスをいっさい出さないというメリットがある。EV車と並んでクリーンなエコカーと呼ぶ事ができるだろう。

この環境性能がある為に、日本の政府でも税金面などで大きな優遇を設けている。

いわゆるエコカー減税はハイブリッド車の自動車取得税や自動車重量税が大幅に減税される免税措置である。

そしてプラグインハイブリッド車はハイブリッド車よりも一段上の環境性能を発揮しているので、現時点ではトップレベルのエコ・ドライブとされる。

静粛性

エンジン

プラグインハイブリッド車はEV走行時ではモーターによるドライビングモードなので、非常に静かに走る事ができる。

エンジンを掛けても、静止状態ならばモーターは回っていないので無音状態になる。そして発進時にモーターが回り出しても車内はもちろん、車の周辺にいる人たちも気が付かないレベルの静寂性を発揮するのだ。

今ハイブリッド車を乗っている方は良く分かるはずだ。発進時や低速時はモータードライブのモードなので非常に静かである。ガソリンエンジン車の様に唸りを挙げる事もなく、滑る様に静かに走り出すのだ。

またガソリン走行に変わっても、静かな状態がある程度はキープされる。最新のハイブリと車と同等の静寂性が担保されているという事だ。

車で家電が使える

エンジン

ハイブリット車のメリットとしては、搭載されている大型のバッテリーが電源として使える事がある。これは野外の電源が確保できない場所でのレジャーや仕事でも有効利用ができるメリットだ。

プラグインハイブリッド車はその点でノーマルなハイブリット車よりも優れていて、特に自家充電型のPHEV系であれば、先に充電しておいた電池が終っても、ガソリンエンジンを使って自家発電をする事ができるのだ。

その用量はかなり大きく、小型の冷蔵庫やテレビ・ステレオ・パソコンなどを同時に付けても問題がないレベルである。

災害時の緊急避難時にも大いに活躍するだろう。数台のプラグインハイブリット車が集まれば、それなりの生活環境を確保する事が十分に可能なのだ。

プラグインハイブリッド車のデメリット

落ち込む男性

この様にメリットが多いプラグインハイブリット車ではあるが、実際に購入する場合はデメリットも知っておかなければならないだろう。

主なデメリットとして挙げるなら、まず車体価格が非常に高額となっている事がある。同タイプのガソリン車とプラグインハイブリット車では2,3割の格差が生じる場合もある。

また絶えず充電の必要があり電源の確保が面倒である事、それに室内空間が狭くなってしまう事なども考えなければならないのだ。この点については更に詳しく説明しておこう。

価格が高い

コイン

プラグインハイブリット車は従来のハイブリット車と比べるとかなりの割高になる傾向がある。

ちなみにプリウスのハイブリット・SグレードとPHV・Sグレードの新車価格を比較すると、ノーマルハイブリット・Sが247万円で、プラグインハイブリット・Sなら326万円となっている。

つまり両者には30%以上もの価格差があるということになる。これがガソリン車との比較であればもっと格差が広がるだろう。もちろん、それだけのスペック・プテンシャルの恩恵を受けるのだから当然の価格差だとは言える。

また、この価格差を軽減するために、つまり購入者に買いやすくするためにエコカー減税・グリーン化特例があり、燃費効率のアップでランニングコストのダウンが得られるのだ。

充電設備が必要

カーショップ

現時点でのプラグインハイブリットのデメリットと言えば、充電設備を確保するのが大変だという事だ。

これは自宅に車庫を持つ方には当てはまらないが、マンションやアパートなど駐車場を利用している方にとって深刻な問題となり得るのだ。

プラグインハイブリット車の場合、一回のフル充電で25km前後走ってくれるが、それ以上の走行ではただのハイブリット車となってしまう。

つまり定期的に充電をしなければ意味がなくなるのだ。

そしてフル充電にするには、現在のバッテリーレベルでは半日近く掛かる為に、やはり車庫や駐車場に止めている間に充電をする事になるのだ。そこに充電システムがなければ、随分と厄介な手間になる点を考慮しなければならない。

地方や田舎などではインフラ

長野県

最近では電気自動車用のスタンドも設備されていて、プラグインハイブリットやEV車が移動中に1,2時間充電している光景が見られる様になってきた。

ただしこれは都市部での事で、ちょっと地方や山岳地などの田舎へ入ってしまうと、充電を受けるためのインフラ設備が全くなくなってしまう状態である。

それで見ず知らずのお宅や商店などに『電気を売ってください』とも言えないので、結局ガソリン走行をする事になるのだ。こういった環境でのプラグインハイブリット車はまだ不便さが残ると言える。

ただしPHEV系ならば利便性があって、ガソリンを使った充電システムがメリットとなるだろう。もちろんコンセントから充電する方がはるかにコスト安になるのは言うまでもない。

室内空間が一部犠牲になる

電気自動車

ハイブリット車にはモーターとガソリンエンジン、それに大型のバッテリーといったスペースを食うパーツが必要なために、得てして室内空間が狭められてしまう傾向が強い。

特に小型サイズの乗用車では、フロントのボンネット部分が大きくなり、また後部シート下からバッゲージルームにはみ出すバッテリーが室内空間を大きく削ってしまうのだ。

これは日本の優れたパッケージ技術をもってしても厄介な問題で、本来なら5人乗りの車両サイズなのに、4人乗りスペースしか取れない現状がある。

また最近はハイブリットが軽自動車にまで進出しているが、そこでも車内空間の有効利用面で苦戦している実態がある。つまり近年のコンパクトカー化にあって、明らかなデメリットであると言えよう。

バッテリーの交換費用&修理代が高い

ペンと電卓

ハイブリッド車の維持費・消耗品の交換費用で最も高額なのがバッテリーの交換費用かもしれない。これは車種によっても多少の上下があるが、少なくとも15万円ぐらいは見込んでおく必要があるだろう。

もちろん技術革新によって年々バッテリーの価格が安くなる傾向にはあるが、それでも十数万円単位を用意する事には変わらないのだ。

ちなみにバッテリーの経年劣化・寿命については『5年又は10万km』が交換タイミングとされる意見もある。ただしメーカー保証期間を参照にした目安であって、実際はもっと長いというのが一般的な見解だ。

だがバッテリーの出力は経年劣化によって低下するのは事実だ。弱ったバッテリーでは走りのパワーや走行距離・燃費に低下傾向が出てくるのは仕方がなく交換タイミングは個人の判断次第である。

点検・整備に専門知識が必要

修理中

ハイブリッド車が普及を初めて10年余りで、その特殊なシステムゆえに一般修理工場では十分なノウハウや知識を把握していない事がある。そのために、修理工場によってはハイブリット車の点検・整備を行っていない所も多いのである。

ましてやプラグインハイブリットとなれば尚更である。ハイブリッドシステムの専門知識や修理・整備の特殊器具を必要とするために、ちゃんと任せられるところは限定的になってしまうのだ。

この点ではメーカー側の意見として、ディーラー以外の整備工場では点検・整備は受けない様に勧めている事、またメーカー保証の条件として、メーカー指定の整備所飲みを帝王としている事もある。

こういった不便さがメンテンス等のコスト高にも繋がり、プラグインハイブリット車のデメリットと言えるだろう。

静粛性が高い分・事故が起こる可能性も

事故テスト

プラグインハイブリット車は平常走行ではEV車と同等の静粛性を発揮する。それは当然で、モーターのみで走っているために、微かな機械音しか発生しないからである。

しかしこの静寂性がデメリットとなる事もあるのだ。

まず走行中の騒音がないために、背後からの接近に気が付かない事がある。特に高齢者には車が近図いているという気配を感じる事も難しいのだ。

もちろんドライバーがちゃんと安全運転をしていれば問題はないのだが、万が一わき見をした時に人が前方に歩いていたら、もしかしたら対人事故を起こすかもしれないだろう。

この点を憂慮して、国土交通省ではハイブリッド車に対して車両接近通報の仕組みを用意する様に勧めていて、近い将来に義務化する方針である。

プラグインハイブリッドの代表車種を紹介

チェックリスト

プラグインハイブリット車種は現時点でそれ程多くはない。それは欧州車を含めて言える事だ。そして今後の傾向としては、もっと車種が増加するのは間違いないが、その大部分はEV車へと移行する可能性は高いだろう。

現在PHV化の流れは始まったばかりで、次々と魅力的なモデルが登場している最中である。そんな人気のプラグインハイブリット車をチェックしてみよう。

プリウスPHV

プリウス(画像出典:wiki「プリウス」)

プリウスPHVには5つのグレードが用意されていて、ノーマルグレードのSの新車価格は326万円(税抜)である。ちなみに最高級グレードはナビパッケージセイフティ・プラスで373万円だ。

またクリーンエンジンビークルとして国や自治体からCEV補助金が受けられるが、プリウスPHVの場合は最大20万円となっている。

航行距離は、まず充電電力使用時走行距離(EV走行)で68.2km、そしてハイブリッド走行では45Lタンクの場合1674kmまで走るのだ。

ちなみに充電時間は普通充電(200V)で約2時間20分掛かる。もし急速充電気を使用すれば、80%充電までなら約20分で完了する。CEV補助金とは国や地方自治体が出している補助金制度で、国産車で最高で60万円まで支給される。

アウトランダーPHEV

アウトランダー(画像出典:wiki「アウトランダー」)

アウトランダーPHEVは国内唯一のPHEVで、走行は全てEV走行となる。そこで新車価格だが、Mグレードで365万円(税抜)、最上級グレードのG・プレミアムパッケージで468万円である。

CEV補助金が最大20万円支給可能であるので、エコカー減税などを含めるとややリーズナブルな価格にまで落ちてくるだろう。

アウトランダーPHEVの航行距離は、充電電力使用時走行距離(EV走行)で60.8km走る事ができる。また充電が切れた時点で、更にガソリン発電によってバッテリー補充をするシステムであるが、この場合45Lタンク一杯のガソリンで更に864kmの走行が可能となる。

そして充電時間としては、普通充電(200V)で4時間かかる。また急速充電気を利用すれば、80%充電までに 25分で済んでしまう。

メルセデスベンツS500

ベンツ(画像出典:wiki「ベンツ」)

メルセデスベンツS500はPHV系のプラグインハイブリットで、他のグレードにはs400やC350eアバンギャルドなどがある。そこで新車価格だが、ディーラーにより差があるが、一般的には1,622~1,638万円の範囲となっている。

またCEV補助金の対象車で、最大で85万円まで支給されるメリットがある。

メルセデスベンツS500のフル充電時の走行距離は公式発表で約33kmだ。もちろん日本の都市部でも30km前後の数字は出せる。

またハイブリット走行による航行距離だが、欧州複合モード燃費によると35.7km/Lとサルーンとしてはかなりの低燃費だ。満タンでたっぷり走れる計算になる。

そして充電時間だが、ベンツは急速充電器には対応していないので、ノーマル充電のみを提示しよう。200V電源から約4時間でフル充電となる。

メルセデスベンツC350eアバンギャルド

ベンツ(画像出典:wiki「ベンツ」)

メルセデスベンツC350eアバンギャルドはCクラスのSUVで、国内でも人気の高いプラグインハイブリット車である。新車価格は726万円(税抜)で、CEV補助金が最大20万円まで支給されるモデルである。

メルセデスベンツC350eアバンギャルドはスポーティな走り味が売りの高級SUVだが、燃費効率もまずまずの数字である。ちなみにハイブリット走行では燃料消費率が13.9km/Lとなっていて、ガソリン満タンで十分にロングドライブが楽しめるだろう。

またフル充電時の時走行距離が30.1kmとある。街乗り程度であれば、基本的にEV走行だけで済んでしまうのだ。そして充電時間だが、普通充電(200V)で約4時間と時短である点もメリットである。

実際に販売台数は大幅に伸びている

上昇

ハイブリット車の普及状況は、ここ数年間は2次曲線で販売台数を増加させてきているのが特徴だ。

この傾向をデータでチェックすると、自動車検査登録情報協会調べでは、2000年度のハイブリット車販売台数が37,168台とかなり小さな数字でしかなかったのだ。そして2005年になると196,596台まで増加して、5年前の6倍近い伸びを見せている。

そして2010年度は983,567台とほぼ100万台に迫る勢いで、2015年度は4,706,433台まで販売台数を伸ばし、たった5年間で更に5倍に膨らんでいる。

つまり2000年度からの15年間で100倍の拡大率を見せているという事だ。特に2010年以降の伸び率はすさまじいモノがある。

現在2018年では海外メーカーも積極的にプラグインハイブリット車を投入してきていて、データにはないがその売上げ数は相当数に上る事は容易に理解ができるだろう。

また、ここでは電気自動車(EV車)の販売台数は含まれていない。確かに電気自動車は歴史の割には普及率が低い車種だ。

同協会の調べでは、2010年度で500台弱であった。そして2015年度になっても5万台を少し超える程度なのだが、やはり販売台数は100倍になっていて、今後はハイブリット車のEV化が活発になり、この数字も一気に変わっていく事だろう。

まとめ

メモを書く男性

プラグインハイブリット車はEV・電気自動車とハイブリット車の中間的存在で、基本はEV走行が魅力の超低燃費・エコカーという位置付けとなる。

それで、地球温暖化の原因ともされている二酸化炭素を含む排ガス問題を解決する一つの手段として高く評価を受けていて、どの国でも大幅な減税措置や補助金制度で買い替えを促進させているのが現状だ。

そこでプラグインハイブリット車は低燃費でエコカーというメリットだけでなく、次世代のAI系自動運転システムのたたき台としても利用されている。

続々と最新の安全システムが搭載され、しかも自動的にサポートをする割合が増してもいる。デザインも近未来的で、マイカーとしての魅力は他車種にはないプレミアムだと言えよう。

もちろんEVカーが今後の主流となって、ある意味ではハイブリットカーは過去の産物になる可能性が高いが、それでも現時点で電気自動車の欠点をしっかり補って実用性を発揮しているのは、ここ数年の販売台数を見ても明らかだろう。

今後も発展を見せるプラグインハイブリット車だが、購入価格や維持費・修理費の高さや、それに居住性の悪さなどデメリットもあるので、買い替えを躊躇する人が多いのも確かだ。

今は転換期という事もあって、早急に焦った購入はしない方が良いかもしれない。じっくりと情報収集をして、これはと思う一台が見つかったら買い替えをすると良いだろう。