- 廃車本舗の特徴を知りたい
- 廃車本舗の口コミをチェックしたい
- 廃車本舗を利用する際の注意点を確認したい
『廃車本舗』はテレビCMへの露出もあり、知名度の高い廃車・事故車買取専門店だ。創業17年の買取実績があり、利用者の満足度も高いと評判である。
- スタッフの対応が親切で丁寧
- 他社0円査定でも買値がつく期待高め
- 廃車にかかるすべての費用が無料
- 立ち合い査定なし
『廃車本舗』を利用することのデメリットは少なそうに見えるが、実際のところ使って損はないか、トラブルはないかどうかを調べてみた。
結論からいえば、大きなデメリットやトラブルの起こる可能性は極めて少ないと言える。
ただし、これは『廃車本舗』に限らず他社にも言えることだが、所有する車の状態によっては廃車・事故車買取専門店より一般的な買取店の方が値がつくこともある。
廃車になるだろうと予想した車が実際は10万ほどの買取価値があるのに、廃車・事故車買取専門店に持っていくことで0円査定をされた、となればかなりの損失だ。
もちろんその反対、一般的な買取店では廃車手続き費用を支払っての引取であるのに、廃車・事故車買取専門店では無料引取や買取額がついたというケースもある。
車両価値の見極めができているのなら、あるいは、一括査定サービスなどで相場を調べて納得のうえでなら『廃車本舗』を選ぶのも良いだろう。
廃車・事故車買取『廃車本舗』の基本情報と3つの特徴
まずは『廃車本舗』についての基本情報をまとめておこう。
- 廃車にかかるすべての費用が無料
- 査定無料
- どんな車でも0円以上の買取保証
- 動かない車・事故車でも買取可能
- 迷惑な営業電話は一切なし
- 全国対応
- 査定入力は1分ほど
これらのサービスについては他社の廃車・事故車買取専門店との差はほとんどない。
最低でも廃車費用がタダで買い取ってもらえるのは大きなメリットであるし、全国各地に対応しているので地域情報を調べる必要もない。
『廃車本舗』を使うにあたっての注意点(営業時間、持ち込み、買取対象車について)
『廃車本舗』を使う時、サービス内容の細かな点で知っておいた方がいいことがある。手続きに関する次のことだけは了承しておこう。
- 無料査定の申し込みは年中無休
- 車の引取は日曜日は不可
ネットを使った申し込みフォームは24時間いつでも使える。スタッフによる受付・電話での問い合わせはお盆・年末年始以外は無休、9時~21時まで対応となっている。
ただ、車の引取は日曜日は不可で、土曜日と祝日はエリアによって可・不可が異なるので相談して確認する必要がある。
- 持ち込みは基本不可
- 京都・滋賀・北海道など場所によっては可の場合も。要相談
最後に、買取対象について。基本的に、不動車であれ事故車であれ買い取ってもらえるが、例外的に無料で引取できない車もあるのでチェックしておこう。
- 大幅に部品やパーツを車所有者が取り外している場合
- 炎上、もしくは消火剤を散布している場合
- 浸水した車の場合
- 法律上問題があると判断された場合
このほか書類上の注意点として公式ページに「車検証を紛失されている場合は、再発行いただいてからのお買取となります」と記載されている。
『廃車本舗』の評価が高い理由
『廃車本舗』では自社が運営する自動車解体工場を国内3箇所に所有している。中間業者を通さず、直接買取するので買取額が高くなりやすくなる。
他社の廃車・事故車買取専門店によっては自社で工場を持たず、専門業者に委託する形をとっていることがあり、その場合には費用が発生するため、買取査定額にも影響を及ぼすことがあるのだ。
また、『廃車本舗』は海外への直接の販売経路を持っていること、24時間受付体制をとらず人件費を削減していることなどによって、高値での買取実現に努めてくれている。
『廃車本舗』の”買取価格相場”と”利用者の口コミ評判”
- 何社かに電話で問い合わせをしましたがどこも買取はできないと言われてしまいました。廃車本舗では買取査定額をつけて頂けました。電話対応がとても良かったです。
- 事故車を買取してもらえる業者を探していました。乗り始めてからまだそれほど経っていませんでしたが、ディーラーさんでは無料で廃車ならと言われました。廃車本舗さんに査定依頼をお願いすると、9万円で買い取れるとのことで驚きでした。
先に見てきたように高額買取が実現できる仕組みが整っているため、自然、期待よりも高値で査定してもらえるケースが多いと言える。
注意したいのは紹介した口コミにあるように下取りディーラーを使うことだ。下取りディーラーは車を販売するのがメインの仕事であるため、積極的に高値で買取を行ってくれない。
もし愛車の査定相場を知りたければ、買取の一括査定サイトを使うか、他社の廃車・事故車買取専門店に査定依頼することをおすすめする。
『廃車本舗』を利用する際の買取査定の”手続きと流れ”
『廃車本舗』を利用するにあたってどのような流れで進んでいくのかを事前にチェックしておこう。
【1】無料査定
無料査定のフォームに入力することから始まるが、早く入力できるなら1分もかからずに済むはずだ。
- メーカー
- 車種
- 状態
- 氏名
- 電話番号
- 都道府県
申し込みは24時間使うことができるが、そのあとに続くスタッフによる対応はお盆や年末年始をのぞいて年中無休、時間帯は9時~21時までとなる。
電話でも可能だが、公式ページには「お電話の際は、事前に車検証をFAX(075-813-5657)またはメール(car@ihm.jp)でお送りください。」となっている。
【2】査定金額の回答
申し込み後、基本的には当日に査定金額の結果が分かる。
一般的な買取店であれば店舗や自宅で立ち合いのもとに査定をしてもらうことになるが、『廃車本舗』の場合、実地査定はなく、メールや電話でのやり取りによって査定金額を決めてもらえる。これは廃車本舗に限らず、廃車・事故車買取専門店での通常の査定方法だ。
- 見積もりの有効期限は査定金額の回答から7日間
他社と比較検討したい場合、その期限を考慮して行動した方がいいだろう。
査定額に納得できたら契約が成立となり、『廃車本舗』から確認書類が郵送されるという流れになる。
なお、この時点で車検証を送っていない場合、契約書作成に必要なため、メールやFAXで送らなければならない。
【3】必要書類の送付
『廃車本舗』から確認書類が送られてくる時、返信用レターパックも届くので、必要書類を入れて投函する。
必要な書類は普通自動車と軽自動車では異なり、個人の状況によっても変化するため、ここでは最低限必要となるものだけを紹介しておこう。
上記では印鑑証明書をのぞいては自宅や車内に保管されているものだ。印鑑証明書は市役所で取得しなくてはならない。
リサイクル券についてはなかったとしても、リサイクル料金が預託されていれば問題ないため、再発行する必要はない。このほか、個人の状況によっては別の書類が必要になる場合もある。
もちろん郵送されてくる書類に具体的な指示がされてあるし、不明点があればスタッフが丁寧に対応してくれるため、問題なく手続きが進められるだろう。
【4】廃車の引取
必要書類の確認が終われば、引取日時・引取場所の相談をする流れになる。
引取日は先に伝えたように、日曜日は不可、土曜日と祝日希望の場合にはエリアごとで対応が違うので相談が必要だ。
- 夜間の引取は行っていない
夜間は安全上の問題から引取はできない。これは他の廃車・事故車買取専門店でも同様だ。
【5】手続き(自動車税)と入金
車の引取後、「2~3営業日(土日祝除く)以内にお客さまの銀行口座に買取金額をお振込みいたします。」となっている。これは他社と比べても、迅速な対応と言えるだろう。
- 還付金の手続きは無料代行
自動車税の還付金については、還付申請手続きは『廃車本舗』が行ってくれ、還付金の受取は利用者自身で行う必要がある。
自動車税の還付金の通知については、およそ2ヶ月ほどに届く、と書いてある。
廃車本舗まとめ
『廃車本舗』の情報をまとめると、次の通りだ。
- 廃車本舗は海外への直接の販売経路を持っていること、24時間受付体制をとらず人件費を削減していることにより高値での買取実現に努めている
- スタッフの対応が親切丁寧で、査定額も好意的につけてくれると評判あり