VOITURE[ヴォワチュール] VOITURE[ヴォワチュール]

スマートな車買取・査定を学ぶ 検索アイコン 検索アイコン
広告車買取・査定の基礎知識

車売却後のクーリングオフやキャンセルは可能?【大手6社徹底調査】

  • いいね
  • ツイート
  • はてブ
  • Pocket

車を新しく購入する際や、車が必要なくなった場合の車の処分方法として、車の買取がある。

車の買取は一般的に買取専門業者に車を売却する形になるが、売却先としては店頭での査定を受ける以外にも、インターネットの一括査定を受けて車を買い取りしてもらうという方法もある。

いずれの方法にしても車の売買契約をキャンセルできるのか、無条件でのキャンセルは可能なのかなどについて、詳しくみていきたい。

車売却後のキャンセル・クーリングオフのポイント
  • 売買契約の成立前であればキャンセルは可能
  • 契約成立後はキャンセル料や違約金が発生する場合も
  • 自動車の売買契約はクーリングオフ適用外

車の売買契約に関するトラブルは非常に多くなっている。

キャンルセルしたくなる理由は、のちになってより高い査定額を出す買取業者を知ったといったケースだ。後悔しない車買取店を見つけるためには業者探しの方法を工夫する必要がある。

買取価格をアップさせる方法
方法 おすすめ度
一社の買取業者と交渉 交渉が難しくなる
複数の買取業者を回って交渉 時間・労力がかかる
車一括査定を利用 短時間で交渉の必要もない

▼後悔しない買取ができる車一括査定▼

カーセンサー

easy trick 愛車を最高額で売る簡単な方法

最高額を引き出せる確率が圧倒的に高い一括査定サービス「カーセンサー」。提携買取業者数1000社以上、同時査定依頼は業界最多30社以上。最高額を目指すならカーセンサー以上の査定サービスは存在しない。ボロボロの車や事故車でも高く売却可能。編集部では下取りより35万高い売却に成功。

今すぐ無料一括査定してみる
ユーカーパック

no call & no negotiate 営業電話なし&価格交渉が苦手な方におすすめ

1回の査定で最大5000社から買取額が提示。5,000社以上が参加するオークションだから高価買取を実現。電話も査定も1社のみで大量の営業電話なし!買取業者との交渉はユーカーパックが無料代行。交渉が苦手・手間を掛けたくない方におすすめ。希望額に届かない場合はキャンセル可能なので安心。

今すぐ無料一括査定してみる

まずは自動車の売買契約を確認する

車買取の契約をキャンセルしたいと思ったときには、まず売買契約書を確認しよう。社団法人自動車公正取引協議会「相談事例1-キャンセルの可否-」によると、車の売買契約をキャンセルできるかどうかは、契約が成立しているかどうかによるとある。

そのため、売却を中止したいと申し出た際に業者側がどんな理由でそれを拒否してきたとしても、売買契約の成立前であればキャンセルは可能ということになる。

売買契約が成立してしまっている場合にはこちらから一方的に契約をキャンセルすることはできない。

業者と協議して合意を得る必要が出てくる。

ちなみに契約成立のタイミングは業者によっても異なるので、サインや押印をする際は慎重に行おう。

車の売買契約をキャンセルするタイミングは早ければ大丈夫?

車の絵を指差すサラリーマン

車の売買契約をキャンセルするタイミングだが、早めに申し出ればよいかといえばそうではない。

たとえば日本自動車販売協会連合会や、一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会の基準で考えた場合は、車の登録や改造・修理・塗装・引渡しのうちのいずれかが行われたタイミングが契約成立とみなされる。

契約書

しかし、車買取業者によってはこれらが行われていなくても契約書にサインや押印をした時点で契約成立となる場合もある。

とりあえず車の買取を考え直したいと思った場合には、できるだけ早く買取業者に連絡をしよう。

連絡が早ければ契約成立前に間に合うこともあるかもしれないし、連絡が遅いことで契約成立後となってキャンセルができなくなる場合もある。

車買取契約後のキャンセル料金や違約金はいくら?

車買取契約が成立してしまった後でキャンセルするとなると、キャンセル料や違約金が発生することがある。キャンセル料や違約金の金額については、基本的に契約書に記載されていることが多いので契約前には確認をしておこう。

またその金額については特に規定がないので買取業者ごとに違うが、中には法外な金額を請求されることも。

要注意

実際に国民生活センターには「高額な違約金を請求された」「契約書に記載されている金額以上を請求された」「買取価格以上の金額を請求された」といった相談が寄せられている。(参照:国民生活センター「増加する自動車の売却トラブル」)

グラフで説明

国民生活センターに苦情急増!車売却に伴うトラブルと対処法【実例】

「国民生活センター」には、全国から多数の自動車売却に関するトラブルが報告されてい……続きを読む

もしキャンセル料を請求された場合には契約書と相違がないか、また金額にきちんとした根拠があるかどうかを買い取り業者に確認するようにしよう。

車買取契約後のキャンセルについて
  • 【1】キャンセル料金が発生するタイミング
  • 【2】キャンセル料金が発生しないタイミング
  • 【3】車のキャンセル料金

キャンセル料金が発生するタイミング

ポイント

車の売買契約のキャンセルを申し出て、キャンセル料金が発生するタイミングは買取業者や契約書によってまちまちだ。

基本的な考え方としては日本自動車販売協会連合会や一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会による「登録や修理・引渡し」のいずれかが行われてしまったら、すでに契約成立とみなされるのでキャンセル料が発生する。

車の登録を行って名義が変更されていたり、修理や改造など実際に車に手を入れてしまっている場合、車を買い取り業者に引き渡してしまっている場合は、すでに車が自分の手を離れてしまっているからだ。

キャンセル料金が発生しないタイミング

税金のお金計算

車買取をやっぱりやめたいと言ってキャンセル料が発生しないタイミングは、基本的に車の売買契約成立前だけだ。

この売買契約の成立がいつなのかについては、車買取業者によって違うが、日本自動車販売協会連合会などの基準によれば車の登録や修理、引渡しのいずれかを行ったタイミングが契約の成立とみなされる。

車買取業者と交わした契約書の内容次第では、上記以外のタイミングになることもあるので注意が必要だ。

買い取り業者にクルマを売却する場合、契約書の裏に書いてある約款を十分に確認する必要があります。買い取りの契約では「契約書への署名、捺印」をもって契約成立とするケースが多くなっているようです。

引用元:自動車公正取引協議会「契約の成立時期(購入時との違い)」

なお、車買取業者によっては契約成立後も一定期間内であれば、キャンセル料金が発生せずにキャンセルできることも。その内容は契約書であったりホームページなどに記載されていることがあるので確認してみよう。

車のキャンセル料金は高い?「買取業者によりけり」

買取

車の買取を依頼して売買契約が成立した後にキャンセルを申し出た場合には、キャンセル料金が発生する。

このキャンセル料金には明確に金額を定める規定がない。そのため、買取業者が独自にキャンセル料金の規定を定めて請求することができる。

通常であれば車の売買契約書にキャンセル料金についての記載があるので、それにしたがってキャンセル料金を支払うことになる。

ただし、このキャンセル料金はキャンセルが発生したことによって買い取り業者が被った損害に相当する金額以上を支払う必要はないと、自動車公正取引協議会にも記載があるので、キャンセル料金を請求された場合には、その金額の根拠を買取業者に確認しよう。

万が一法外な金額を請求された場合には、国民生活センターなどへ相談することも必要だ。(参照:国民生活センター「全国の消費生活センター等」)

詐欺をする人

【実例】車買取で起きた『4つの詐欺事件』トラブル回避術&相談場所

[kijimatome] この記事を読めば解決できること 車買取で起きた……続きを読む

最終手段?車買取契約後にクーリングオフは基本不可能

車を手放す為に車買取業者に査定をしてもらって売買契約を結んだ後で、やっぱり考え直したいと思うこともある。そんな時にキャンセル料金などが発生せずに契約をキャンセルすることができる制度「クーリングオフ制度」は利用できるのだろうか。

チェックポイント

実は車の買取契約については、クーリングオフ制度は利用することができない。

さまざまな売買契約に利用することができるクーリングオフ制度だが、自動車の売買契約については適用外とされている。

では、クーリングオフ制度や車の売買契約に関するキャンセル規定について詳しく見ていこう。

クーリングオフ制度とは契約を無条件に解除できるもの

電卓で計算する女性

クーリングオフ制度とは、契約をした後で冷静になって考えてやっぱり契約を解除したいと思ったときに、その契約を無条件で解約することができる制度だ。

クーリングオフ(Cooling-off)とは、頭を冷やして良く考え直す期間を消費者に与え、一定の期間内であれば消費者が業者との間で締結した契約を一方的に解除できるという制度です。

引用元:はじめてのクーリングオフ「クーリングオフ制度の概要」

仮にその契約を解除する際にキャンセル料金や違約金が発生するということが契約内容に含まれていた場合でも、クーリングオフ制度を適用すれば無条件、つまりキャンセル料金や違約金なしで解約をすることができる。

スーツを着た代理人

なぜこのようなクーリングオフ制度ができたかというと、訪問販売や勧誘による販売でものを購入したり契約を交わした場合は、自分でほしい物を購入した場合とは違って、店員や販売員に勧められて冷静に判断することができない状況で購入や契約を交わしてしまうことがあるからだ。

こうした状況で交わした契約について、あとで一人になって冷静に考え直してみるとやはり必要なかったり、内容に納得がいかないという状況も出てくるので、そのような場合に消費者を守るための制度としてクーリングオフ制度が作られた。

ただし、クーリングオフ制度はどんな契約にでも適用できるわけではなく、中には適用外となる取引もあるので、全ての契約において一方的に無条件で契約を解除できるというものではない。

自動車の売買契約はクーリングオフ適用外

手に書かれたストップ

さまざまな契約を無条件で解除することができるクーリングオフ制度だが、自動車の売買契約はクーリングオフ適用外となっているので利用することができない。

そのため、すでに車の売買契約が成立してしまっている場合に、こちらから一方的にキャンセルを申し出た場合には、キャンセル料金や違約金が発生してしまう。

タイヤに×のマーク

ちなみに国民生活センターにはクーリングオフの適用外になるもの(訪問購入の場合)は、以下の6つが対象となるそうだ。

・自動車(二輪のものを除く)

・家庭用電気機械器具(携行が容易なものを除く)

・家具

・書籍

・有価証券

・レコードプレーヤー用レコード及び磁気的方法又は光学的方法により音、映像又はプログラムを記録した物

引用元:国民生活センター「訪問購入において適用除外となる物品」

これについては自動車攻勢取引協議会にも記載があり、売買契約が成立していた場合には、一方的にキャンセルはできないとある。

契約書にサイン

しかし、車の売買契約にクーリングオフが利用できないことによるクレームや相談が増加したことから、車買取業者は各社それぞれキャンセルに関する規定を設けているところが増えてきている。

このキャンセル規定の内容によっては、キャンセルを申し出るタイミング次第ではキャンセル料金や違約金が発生せずに契約を解除することができたりする。

たとえば売買契約書や車買取店のホームページ等に「契約成立後○日以内ならキャンセル可能」といった記載があった場合には、その期間内にキャンセルを申し出ることで無条件での契約解除ができることもあるのだ。

メモを書く男性

車下取りのキャンセルはできる?車両を引き渡すと『99%』不可能

車下取りのキャンセルとは、下取り業者との取引を白紙に戻すことである。 車下……続きを読む

大手車買取店の6社の規定

車の売買契約には無条件で契約を解除することができる「クーリングオフ制度」は利用できない。

すでに車の売買契約書を交わしてしまって契約が成立してしまっていたら、キャンセルをするにはキャンセル料金や違約金を支払うことになるし、場合によってはキャンセルそのものを拒否されることもあるだろう。

車の売買契約成立後にキャンセルをすることができるかどうかについては、車買取店によってはキャンセル規定を設けているところがあるので、その規定次第ではキャンセルを受け付けてもらえることも。

注意

特に大手の車買取店の場合は、車の売買契約についてクーリングオフが利用できないというクレームが多く発生していた背景があるので、独自のキャンセル規定を設けているところが多く見られる。

もしこれから車を売却する場合には、こうした消費者側の立場を考えてきちんとキャンセル規定を設けている買取店を利用したいものだ。

では、ここからは大手車買取店の中から6社をピックアップして、それぞれのキャンセル規定がどのような内容になっているのかを見ていこう。

大手車買取店の6社の規定一覧
  • 【1】ガリバーのキャンセル規定
  • 【2】ビッグモーターのキャンセル規定
  • 【3】カーセブンのキャンセル規定
  • 【4】カーチスのキャンセル規定
  • 【5】アップルのキャンセル規定
  • 【6】ラビットのキャンセル規定

ガリバーのキャンセル規定

ガリバー
(画像出典:https://221616.com/)

ガリバーのホームページにある「よくあるご質問」のページに、売買契約を交わした後のキャンセルに関する記載がある。

こちらによると、車の売買契約の内容にしたがって一定期間であればキャンセルが可能で、それ以降はキャンセル料金が発生するとあった。

ガリバーのキャンセル規定によると、契約当日と翌日であれば無償でキャンセル可能となっている。

また、契約後でも車が未入庫だったり、車が入庫済みであっても店舗に置いてある状態であれば、契約から7日間以内なら無償キャンセルが可能となっている。

これに当てはまらない場合については全てキャンセル不可となっているので、キャンセルしたい場合には早急に連絡が必要だ。

ガリバー公式サイト

【ガリバー】中古車買取は利用すべき?口コミ&評判を徹底評価

[kijimatome] この記事を読めば解決できること ガリバーの……続きを読む

ビッグモーターのキャンセル規定

ビッグモーター
(画像出典:https://www.bigmotor.co.jp/)

ビッグモーターは今回挙げた他社に比べると、比較的新しい車買取業者だ。

ビッグモーターのホームページを調べてみたところ、車買取の売買契約書を交わした際のキャンセルに関する規定の記載は見当たらない。

キャンセルの取り扱いについては直接ビッグモーターに聞いてみるしかない。

ちなみにネット上で得られた情報によると、ビッグモーターでは基本的に契約成立後のキャンセルは受け付けていないようだ。

しかし、車の引き渡し前などでビッグモーターに損害が発生していない時点でのキャンセルならば、キャンセル料金は発生しない可能性が高いといえる。

ビッグモーター

【ビッグモーター】中古車買取は利用すべき?口コミ&評判を徹底評価

[kijimatome] この記事を読めば解決できること ビッグモー……続きを読む

カーセブンのキャンセル規定

カーセブン
(画像出典:https://www.carseven.co.jp/)

カーセブンのキャンセル規定については、ホームページに明確な記載がある。カーセブンの車買取安心宣言によると、契約した車を引き渡した日から7日間まではキャンセルが可能とあった。

クーリングオフが適用できない車の売買契約であっても無条件でのキャンセルが可能ということになる。

車の引渡しから7日間までが猶予となっているので、かなり余裕を持ってキャンセルができることになる。

通常であれば契約日から一定期間はキャンセル可能という規定が多いが、カーセブンは「車の引渡し日」から7日間なので、車をカーセブンの引き渡す前であれば、当然キャンセルも可能だ。

カーセブン公式サイト

【カーセブン】中古車買取は利用すべき?口コミ&評判を徹底評価

[kijimatome] この記事を読めば解決できること カーセブン……続きを読む

カーチスのキャンセル規定

カーチス
(画像出典:https://www.carchs.com)

カーチスは全国に店舗のある車買取店の中でも最大手のお店だ。

そのカーチスの売買契約に関するキャンセル規定だが、ホームページでは見つけることができないが、COJ(消費者機構日本)の中で、カーチスの売買契約規定の改定に関する内容があった。(参照:消費者機構日本「株式会社カーチスの自動車売買契約規定が改定」)

基本的にカーチスでは売買契約成立後もキャンセルは受け付けることになっている。

ただし、売買契約成立後に一方的にキャンセルを申し出た場合は、カーチスが被る実損実費を支払うことになっているので、契約解除にともなって実際にカーチスに発生する損害の実費のみをキャンセル料金として支払うことになる。

カーチス公式サイト

【カーチス】中古車買取は利用すべき?口コミ&評判を徹底評価

[kijimatome] この記事を読めば解決できること カーチスの……続きを読む

アップルのキャンセル規定

アップル

車買取業者の中でもトップの知名度を誇るアップルだが、売買契約のキャンセルについてはホームページのよくある質問の中に記載がある。

記載されていた内容は、「一定の期間であればキャンセル可能」というものだ。

「車の引渡し前であれば原則としてキャンセル料はかからない」ともあった。

売買契約が成立していても車を引き渡す前にキャンセルを申し出れば、キャンセル料金が発生することなく契約の解除が可能だ。

ちなみにこの「一定期間」については明確な記載がないが、ネット上の情報によればキャンセル規定は店舗ごとに違いが見られるようなので、直接店舗へ問い合わせて確認する必要があるだろう。

アップル公式サイト

【アップル】中古車買取は利用すべき?口コミ&評判を徹底評価

[kijimatome] この記事を読めば解決できること アップルの……続きを読む

ラビットのキャンセル規定

ラビット
(画像出典:https://www.e-rabbit.jp/)

アップルと同様に全国的にフランチャイズ店舗が多いラビットだが、ホームページには売買契約に関するキャンセルの内容は記載されていない。

ネット上で得られた情報によると、ラビットでは特にキャンセル規定というものは設けておらず、判断については各店舗に委ねられているようだ。

仮に売買契約成立後にキャンセルを申し出て、それを店舗側が受け入れた場合でも、キャンセル料金が発生する可能性が高い。

ただしその金額は自動車公正取引協議会において店舗が実際に被った損害以上の金額を払う必要はないと言われているので、キャンセルした時点で店舗がキャンセルを受けることで被る損害の実費をキャンセル料として支払うことになる。

ラビット公式サイト

【ラビット】中古車買取は利用すべき?口コミ&評判を徹底評価

[kijimatome] この記事を読めば解決できること ラビットの……続きを読む

車買取のキャンセルによるトラブルが増加している

車の買取は、インターネットによる一括査定などがとても便利だが、車買取を決めた後でのキャンセルに関するトラブルがとても多くなっている。

なぜ車の売買契約に関するキャンセルでトラブルが多いかというと、まずひとつは車の売買契約にクーリングオフが適用できないという点がある。

クーリングオフ制度はいろいろな契約に適用できるが、車の売買契約は適用外となっているからだ。また、クーリングオフが適用外でも、車買取店によっては独自のキャンセル規定を設けているが、そこでもトラブルが発生している。

自動車公正取引協議会によると、そもそもキャンセルを拒否されたり、キャンセルはできるけれど高額なキャンセル料金や違約金を請求されたりといったトラブルが多くなっているようだ。

車の絵を指差すサラリーマン

キャンセル可否についてはすでに車を引き渡してしまっていて、次のオーナーが決まっていたり車の登録や修理などに取り掛かってしまっていると現実的には難しくなるので、キャンセルをする場合には早めの連絡が必須だ。

また、キャンセル料金を請求された場合に、その金額が明らかに高額である場合は、なぜその金額になったのかという根拠を明確に求めよう。

買取価格以上のキャンセル料金や明らかに不当な金額を請求された場合は、国民生活センターなどへ相談するのがおすすめだ。

JADRI(日本自動車流通研究所)の加盟店ならキャンセル可能

車買取店の中でも、大手は特にJADRI(日本自動車流通研究所)に加盟しているところが多くなっている。

車買取店がJADRIに加盟するには、設立5年以上の法人であることや過去5年以内に関係機関からの指導や摘発等の処分を受けていないことなど入会条件があるので、これらをクリアしている会社でなくてはいけない。

こうしたことから、車買取をする場合にはJADRIに加盟している店舗を利用するのがより安全な取引をする方法といえる。

JADRI 日本自動車流通研究所
画像出典:JADRI 日本自動車流通研究所

車の売買契約に関するキャンセルについては、JADRIの加盟店には契約直後のキャンセルに関して、キャンセル料金を請求することは禁止というルールがある。

よってJADRI加盟店であれば車買取店に一方的にキャンセルを拒否されたり、高額なキャンセル料金を請求されることはまずないだろう。

ただし、キャンセル料金なしでキャンセルができるのはあくまで契約を交わしたすぐ後だけであって、無期限でキャンセルが可能というわけではない。

車の登録変更や修理など、何らかの作業が発生してしまってからでは遅いので、キャンセルの申し出は極力早く行うことが必要だ。

現在JADRIは解体され廃止になった。

後悔しない買取店が見つかる!車一括査定がおすすめ

満足のいく買取業者を見つけることができれば、気が変わってキャンセル…という事態にはならない。

そのためには、一社、二社の買取店だけでなく、できる限り多くの買取店に査定をすることが必要になる。

目安としては最低3社、できれば5社前後が望ましい。

ただ、複数の店舗に査定を依頼する場合は、一店舗ずつ足を運ぶと時間や手間がかかる。そこで役立ってくれるのが一括査定サイトだ。

知らないと損する「車一括査定サービス」とは?

車一括査定の流れ

車一括査定サービスは、たった一度きりの申し込みで、複数の買取店に査定依頼ができるネットサービスだ。

最大のメリットは、こちらが何もせずとも査定額が吊り上げてくれるという点だ。

例えば、4社が競合した場合、各買取店は他の業者以上の買取額を提示しないと買取成立にはならない。よって業者間が自然に競合状態になるため、特に何もしなくても最低額がどんどん高くなるのだ。

  • 確実に高価買取を実現させたい方
  • 愛車のリアルな査定相場を知りたい方
  • 時間と労力を費やしたくない方
  • 交渉が面倒な方&苦手な方

このような方に欠かせないおすすめのサービスだ。

編集部おすすめ一括査定「カーセンサー」

カーセンサー

当サイト編集部が車一括査定サービスで最もおすすめしているのがリクルート社運営の「カーセンサー」。

なぜなら、ビッグモーターやアップル、カーセブンなどの大手買取店と提携し、買取業者数が1000社を超えているのはカーセンサーだけ。

同時査定依頼も30社と業界最多なので、最も査定額が高い業者を選ぶ幅が圧倒的に広がるのだ。編集部所有の車を実際に査定したが、ディーラー下取りよりもなんと35万円も高い査定額が付いている。

他社の車一括査定もあるが、高価買取を目指すならカーセンサー以上のサービスは存在しない。編集部が太鼓判を押す一括査定サービスだ。

カーセンサー
無料一括査定はこちら

まとめ

この記事では車買取のキャンセルについて解説した。一般的な話では、売買契約の成立前であればキャンセルは可能、契約成立後はキャンセル料や違約金が発生する場合もある。業者によって対応が異なるので、売買契約を結ぶ際にはキャンセル事項についてしっかり確認しておくことが大切だ。

easy checkあなたの愛車の価値が
60秒で分かります。

1愛車の種類を選択
2年式を選択
3走行距離を選択
データがありません

申し訳ございません。査定データがありませんでした。

あなたの愛車の価値は

万円

~

万円

です

現在

相場を確認したら一括査定サービスで
実際の価格を比較しよう

愛車の相場を確認したあなたは一括査定サービスを利用することをおすすめする。

一括査定サービスは最大30社に査定依頼できるので高額が狙える。

サービスは無料で愛車情報を入力するだけとかんたんなので是非試してもらいたい。

一括査定を始める
  • いいね
  • ツイート
  • はてブ
  • Pocket

この記事を書いている人

堀内 秀磨

堀内 秀磨

「もっと価値を見つける」をテーマに自動車の買取現場に立ち会い数多くの交渉を経験。現在は自動車買取メディアの立ち上げから運営、さらに自ら車売買を行うため古物商を取得(奈良県公安委員会 第641180000388号)。WEBメディアを通じて分かりにくいことを分かりやすく解説し、リユースに関する正しい知識を提供し、適切な判断ができるように情報を発信中。

執筆記事一覧

pickup service

車検切れ、故障した愛車を
必ず買取する「ハイシャル」

ハイシャル

走行距離10万km以上の車、15年前の車や故障した車などは中古車市場では全く価値がない。そのため買取業者やディーラで買い取ってもらうのはほぼ不可能だ。それどころか処分費用を請求されることもある。

しかし、ハイシャルならそんな愛車でも買取が可能だ。ハイシャルは海外に輸出やパーツや資源としてリサイクルすることで価値を生み出し、買取が可能なのだ。想像以上の価格が付くこともある。

愛車がボロボロなのはわかっているが、少しでも高い値段で買い取ってほしいと思うなら、ハイシャルで査定をすべきだ。カンタン20秒で無料依頼ができる。ぜひ一度試すべきだ。

ハイシャルで
愛車の価格をチェックする

※当サイトは十分な調査の上で正確な情報を掲載しておりますが、その内容の正確性や安全性を保障するものではありません。

※当サイトに掲載されている商品及びサービスに関する質問は各社へ直接お問い合わせ下さい。

※当サイトに掲載されている外部サイトについて、内容の正確性や安全性、適法性を保証するものではありません。

※記事で紹介した商品の購入、もしくはサービス申し込みより、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。

※商品やサービスのお申し込みは、各社のホームページ等を確認した上で、ご自身で判断頂けますようお願い致します。

※当サイトを利用したことにより生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負わないものとします。

関連記事

  • 車査定に点検記録簿・整備手帳があるとプラス!再入手はできるの?

    車査定に点検記録簿・整備手帳があるとプラス!再入手はできるの?

  • 自動車売却に実印は必要!準備から登録までの全手順&必要書類一覧

    自動車売却に実印は必要!準備から登録までの全手順&必要書類一覧

  • 車買取で「スペアキー無しは減額対象」だが新たに作成する必要ナシ!

    車買取で「スペアキー無しは減額対象」だが新たに作成する必要ナシ!

  • 中古車査定に“ワンオーナー”は影響なし!高価買取ポイントは5つだけ

    中古車査定に“ワンオーナー”は影響なし!高価買取ポイントは5つだけ

  • 車査定の所要時間は約1時間!査定から買取までの流れ《全5ステップ》

    車査定の所要時間は約1時間!査定から買取までの流れ《全5ステップ》

  • キャンピングカーを高額売却する方法は?おすすめの買取業者を紹介

    キャンピングカーを高額売却する方法は?おすすめの買取業者を紹介

【元査定士に聞いた】車を高く売るコツ&減点されない7つのポイント

車買取の査定相場に存在する3つの価格帯【業界の実態を徹底調査】

price check

愛車の買取相場をチェック

ユーカーパック

check trader

ユーネクスト

ranking

  1. カーセンサー

    カーセンサー
    オススメ

  2. ユーカーパック

    ユーカーパック

  3. ナビクル

    ナビクル

special

そんな方法があるなんて!?

値引き63万に成功した交渉術を限定公開

popular post

  1. 自動車納税通知書

    【最新年度版】13年超えの車の自動車税・重量税の増税額一覧《早見表》(543,568 view)

  2. 国産の人気車種ランキング

    【2025決定版】国産の人気車種はコレだ!ランキング上位を一挙公開!(426,353 view)

  3. 夜の高速道路

    オービス徹底解剖!光り方・速度・設置場所・通知後の対策《2025版》(342,595 view)

  4. ファミリーカー人気ランキング

    【2025決定】かっこいいファミリーカー人気ランキング!満足度も最高(289,717 view)

  5. ガソリン

    【2025最新】ガソリン価格の今後の推移を予測・予想してみる《変動要因まとめ》(252,257 view)

  6. クレジットカード

    車の買い時は消費税増税前がお得?それとも増税後?【2025年対策】(206,182 view)

  7. そんな交渉術があったのか!

    【実録】ディーラーから口止め!新車値引き『63万』に成功した交渉術(205,972 view)

  8. 事故発生率ランキング

    【都道府県別】事故発生率ランキング2025&交通事故の最新NEWS一覧(172,553 view)

  9. 黒い車

    【2025最新】盗まれやすい車ランキングTOP10!ワースト1はあの車種(167,133 view)

  10. 国産ミニバン人気おすすめランキング

    【2025最新】満足度は最強!国産ミニバン人気おすすめランキング15選(164,467 view)

pick up

  • 車買取・査定の基礎知識

    買取専門店に売却する
    ノウハウから査定の裏側まで

    read more
  • 車下取りの基礎知識

    ディーラー下取りに関する知識

    read more
  • 車一括査定サイト

    ネットから複数の買取専門業者を
    競合できるサービス

    read more
  • メーカー・車種別

    全メーカー・車種別の情報と
    買取相場を公開

    read more
  • 中古車買取業者

    失敗しない中古車買取業者の
    選び方を解説

    read more
  • 車購入のノウハウ

    購入方法、購入時期、リアルな
    値引き交渉術まで解説

    read more
  • 自動車の役立つ知識

    自動車に関する
    "あらゆる役立つ知識"を網羅

    read more
  • 都道府県別の車買取業者

    全国の車買取専門店から
    高価買取業者を選別

    read more

comparison

カーセンサー

業界No.1!最大30社の見積比較

お住まいの地域から車買取店を探す

北海道/東北地方

  • 北海道
  • 青森県
  • 岩手県
  • 秋田県
  • 宮城県
  • 山形県
  • 福島県

関東地方

  • 東京都
  • 神奈川県
  • 埼玉県
  • 千葉県
  • 茨城県
  • 栃木県
  • 群馬県

北陸/甲信越地方

  • 新潟県
  • 山梨県
  • 長野県
  • 富山県
  • 石川県
  • 福井県

東海地方

  • 愛知県
  • 岐阜県
  • 静岡県
  • 三重県

近畿地方

  • 大阪府
  • 兵庫県
  • 京都府
  • 奈良県
  • 滋賀県
  • 和歌山県

中国地方

  • 山口県
  • 広島県
  • 岡山県
  • 鳥取県
  • 島根県

四国地方

  • 徳島県
  • 香川県
  • 愛媛県
  • 高知県

九州地方/沖縄

  • 福岡県
  • 佐賀県
  • 長崎県
  • 熊本県
  • 大分県
  • 宮崎県
  • 鹿児島県
  • 沖縄県
  1. VOITURE[ヴォワチュール] TOP
  2. 車買取・査定の基礎知識
  3. 車売却後のクーリングオフやキャンセルは可能?【大手6社徹底調査】

category

  • メーカー・車種別
  • 中古車買取業者
  • 自動車の役立つ知識
  • 車下取りの基礎知識
  • 車買取・査定の基礎知識
  • 車買取一括査定サイト
  • 車購入のノウハウ
  • 都道府県別の車買取業者

site infomation

  • 運営者情報
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法に基づく表記
  • 古物営業法に基づく表記
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • 参照サイト一覧

Copyright (C) 2025 VOITURE[ヴォワチュール] All Rights Reserved.