発売以来爆発的人気を誇ったトヨタ・アクア。2011年が発売開始のため早急に購入した人でも2回目の車検を終えた頃だろう。今やアクアに乗っている人は非常に多い。価格がリーズナブルで低燃費なのだから、今でも人気がある車だ。

ただ年々アクアユーザーが増え続けていることもあり、個性がなくなってきていると感じ、売却したいと思う人も多いようだ。発売当初は納車まで6ヶ月待ち爆発的な人気を博したアクアなのだから、買取価格もさぞかし高いと思うだろう。

だがアクアは市場に数多く出回り始めたことで、年々買取額が低下している状態なのだ。とはいえ中古車で購入したい人も多く、まだ高価買取も十分可能だ。アクアを高価買取するにはいくつかのポイントが必要になるため、チェックしてから交渉に入るべきだろう。

アクアの買取相場は?

アクア(画像出典:wiki「トヨタ・アクア」)

アクアの買取相場は他の車種に比べて高い水準にある。それもそのはずで一時期とはいえ、世界最高の低燃費車となっているからだ。

2011年12月に発売されたアクアでさえ、現在の低燃費車を凌ぐ性能を持つ。アクアを売るなら買取相場と傾向について知っておこう。

  • どのグレードでも買取相場は高い
  • 2011年12月登場型の廉価モデルLでも30万円以上の価値あり
  • 初回車検前なら100万円以上での買取も可能
  • 中古車市場に出回るタマ数が多く、買取相場でおさまる

アクアの買取相場は高く、最も古くリーズナブルな価格のLでさえ、未だに30万円以上の買取相場になっている。新しければ新しいほど買取相場が高いのは当たり前だが、初回車検前のアクアなら100万円以上になることも十分に考えられる。

ただ新車が納車まで6ヶ月以上待ちという時期もあったように、今ではその影響で中古車市場にもアクアの中古車は大量に出回っている状態だ。買取相場の水準が高くても、相場以上になる事は少ないだろう。

特に高く売れるモデル

メモをする男性

アクアの中古車はどのモデルでも人気がある。一般的には人気車種は買取額も高くなるものだが、アクアの場合はそうとは限らない。それは市場に出回る数が多いため、ある程度平均的な相場でおさまるケースがほとんどだからだ。

買い取ってもらいたいユーザーが多いため、買取業者でも相場以上に買取額をアップしたりしないのだ。だが、アクアにも流通数が少ないモデルも存在する。稀少価値のあるモデルなら、交渉次第で高くなる可能性は十分にある。

特に高く売れる稀少モデルが、今は新車販売がされていないGブラックソフトレザーセレクションや特別仕様車のX- URBANだ。このモデルに乗っているなら高く売れる可能性が高いのだから、業者との交渉では少し強気に行ってもいいかもしれない。

アクアの買取相場の推移

メモとグラフ

人気車種のアクアは買取相場も安定している。とはいえ、日々価値が下がっているのは他の車種同様だ。グレードによって若干差はあるものの、平均すると2ヶ月で2万円前後下落傾向にある。

廉価モデルのLだと2ヶ月毎に1.6万円から2.1万円ほど買取相場が下落している状況で、半年で5万円から7万円程のになっている。人気モデルのG’sだと、2ヶ月毎に2.2万円から3.3万円の下落で、半年で6万円から9万円の下落になる。

アクアの買取相場の推移は、今後もこれまで通りと推測されるだろう。もちろん買取額の高いモデルや年式が新しいものは下落額が大きくなるが、逆に年式が古くなれば下落額は少なくなっていくようだ。

将来的にもアクアは、値が大幅ダウンする事が少ないということだ。

アクアの年式や走行距離別の相場表

年式 走行距離 グレード 平均下取り相場 平均買取相場
2011年 30,000km G 46.5万円 56.0万円
50,000km 41.5万円 50.9万円
100,000km 34.7万円 44.1万円
2013年 30,000km G 65.0万円 74.5万円
50,000km 59.9万円 69.4万円
100,000km 53.1万円 62.6万円
2014年 30,000km G 82.5万円 92.2万円
50,000km 77.3万円 87.0万円
100,000km 70.3万円 80.0万円
2015年 30,000km G 94.9万円 104.9万円
50,000km 89.6万円 99.6万円
100,000km 82.4万円 92.4万円

アクアを高く売る5つのポイント

チェックリスト

安定した高価買取を実現できるアクアだが、ポイントによっては買取相場に満たないケースも少なくない。ただし、それは必ずしも適切な査定ではない場合もある。つまり業者に安く買い叩かれている可能性もある。かといって、根拠のない交渉は無駄だ。

アクアをできるだけ高く売りたいという方には5つ大きなポイントがある。

その上で業者との交渉に臨めば、自分の車のウリをハッキリと伝えることができるはずだ。それさえあれば業者もある程度まで価格を上げざるをえなくなる。まずはそのポイント抑えておこう。

グレード&年式

メンテナンス

アクアには大きく分けて低価格を重視したLやS、先進安全装備が整ったGと特別仕様車にあたるX- URBANがある。

高価買取が可能なアクアでは、どのグレードがより高く売れるのか、また年式による買取額はどう違うのかまとめてみた。

  • 年式が古くても買取可能
  • 初回車検前なら高価買取可能
  • G’s、X-URBANグレードは買取額が高い
  • 廉価グレードのLでも買取相場並みに売れる

2011年に登場したアクアだが、最も古い車でも6年程度で燃費性能はそれでも抜群だ。そのため、年式が古くてもアクアは買取が可能になる。低価格のLグレードは年式が古いものでも最低30万円の価値はあるだろう。

年式なら初回車検前のアクアが、高価買取が可能で最低でも80万円から110万円の買取額が付くはずだ。LやSグレードは販売数も多いので、交渉しても高額な買取額は望めないかもしれないが、それでも買取相場並みには確実に売れるだろう。

そして今は販売終了しているG’sやX-URBANグレードは稀少価値があり、交渉次第では買取相場以上の価格で売れるだろう。

アクアでいちばん高く売れるのはG’s

お金の計算

アクアで一番高く売れるグレードはG’sだ。G’sは乗り心地の良さを重視したグレードで、他のトヨタ車にもあるシリーズだ。ただこのG’sグレードは販売が終了しており、新車にはないグレードになる。

稀少で人気のモデルだけあって、アクアの中で最も高く買取できるグレードだ。2018年現在、2014年式のG’sは100万円を超える買取相場になっているのだ。

購入価格も違うがGと比べると30万円近く高くなっている。しっかり交渉すれば買取相場よりも高い額で売れる可能性もある。

走行距離

メーター

アクアを高く売るポイントが走行距離だ。車の劣化や消耗具合を計る基準の一つになっているからだ。もちろん年式も重要なポイントで特に10年経過した車は買取額が大幅下落するだろう。だがアクアに関しては最も古くても2011年式だ。

つまりアクアは年式が古くても中古車としての価値はあるのだ。年式で消耗具合を計る事は難しいだろう。そこで走行距離がポイントになってくるのだ。基本的に走行距離が少なければ高価買取が可能になるのだが、多くてもマイナスにならないケースもある。

車は1年に1万kmが正常な走行距離と言われている。それよりも大幅に上回らなければ、十分高価買取が可能となる。業者によっては走行距離の多さを引き合いにマイナス査定にするところもあるが、基準内なら納得せずに交渉するべきだ。

ボディーカラー

カーショップ

車のイメージはグレードではなくボディーカラーによって決まってくる事が多いものだ。アクアには全部で17種類ものカラーがある。アクアユーザーが多いため、ボディーカラーで個性を出すには最適だ。

だが、やはり人気カラーでなければ買取の時に安い値をつけられてしまう恐れがある。アクアで人気のカラーは白系と黒系だ。Lは3種類からしか選択できないため、必然的にスーパーホワイトⅡもしくはブラックマイカとなるだろう。

L以外ならホワイトパールクリスタルシャイン、ブラキッシュアゲハガラスフレークも人気だ。また汚れが目立たないシルバー系は、高齢の方に人気がある。これらのカラーなら高価買取も期待できるだろうから交渉は強気でOKだろう。

装備品の充実

ホイール

アクアでは装備品によって高価買取も望める。その一つが純正ホイールだ。アクアのウリは低燃費であり、それを実現させている装備品の一つがアルミホイールだ。純正ホイールを装着していれば、買取額アップも望めるだろう。

もちろん純正ではなくてもトヨタ系チューニングメーカーのホイールなら査定額アップにつながることもある。だが、いくらアルミホイールだといっても履き替えると燃費が悪くなることもある。その場合は査定額ダウンもあるだろう。

ハイブリッド機構の状態

メーター

アクアを高く売る上で重要視されるのが、ハイブリッド機構の状態だ。アクアを購入する人のほとんどは、低燃費に魅力を感じているはずだ。

中古のアクアだと乗り方によっては燃費が悪くなっているものもある。ハイブリッド機構の目安は以下の通りだ。一度チェックしてみよう。

  • 高速道路を主に使う方は燃費が30km/L以上
  • 街乗りを主に使う方は燃費が18km/L以上
  • 基本は街乗りだが高速道路も使う方は燃費が25km/L以上

アクアの燃費の数値は自分でもすぐに確認できるだろう。もし上記の燃費前後、もしくはそれを上回る低燃費ならハイブリッド機構は正常として、高値買取も十分期待できるはずだ。もしハイブリッド機構が正常なら、それを強みにして交渉してみるといいだろう。

高価買取が可能な業者を選定する

スマホをさわる男性

アクアの買取で大事なのは高価買取ができる業者を選ぶことにある。アクアは人気車種のため、多くの業者が積極的にアプローチしてくることだろう。競合する業者が多ければ多いほどアクアは高く売れるのだから、嬉しい悲鳴だ。

ただ交渉する業者が多くなると、交渉成立までにも時間がかかってしまう。いくらアクアといえども年々価値は下がっていくのだ。そうなる前にしっかり高価買取可能な業者を選定することが重要になってくるだろう。

ディーラー下取りは99%損をする

落ち込む男性

ディーラー下取りは、新車の購入手続きと中古車の下取り手続きが一度でできるので、新車に乗り換えるという方にはとても便利な方法だろう。だが、ディーラー下取りは99%損する方法ということを知っているだろうか。その主な理由はこれだ。

  • 下取りの額で購入する車を選ぶわけではない
  • 下取りを高く、値引きを小さくされることも
  • 下取り額アップ交渉は決裂する
  • 買取相場とは隔たりがあることも

車の買い換えはあくまで購入したい新車がメインとなるだろう。このディーラーよりもこっちのディーラーのほうが、下取り額が高いからと言って新車を選ぶことはまずない。つまり欲しい新車があれば、下取り額が低くても妥協せざるを得ないのだ。

下取り額アップにはディーラーとの交渉は必要だ。だが下取り額がアップしたとしても新車の値引きを抑えられれば同じことなのだ。またディーラーは下取りに力を入れてないため、交渉決裂になることもある。

そして下取りには力を入れていないため、買取相場も逐一チェックしていないはずだ。その結果、大幅に安く手放すことになりかねないのだ。

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単独商談ではなく複数商談で競合させる

交渉

絶対にやってはいけないことが単独商談だ。単独商談でも買取額アップは可能だが、業者はできるだけ安く買取したいため、限界まで釣り上げることは無理だろう。

複数商談なら誰でも簡単に買取額アップが可能だ。その理由をまとめてみよう。

  • 人気車種は買取後すぐに買い手がつくので無駄な経費がかからない
  • 他社にお客様を取られるくらいなら限界まで買取額を上げる
  • アクアを高く買う業者が見つかる

アクアは少々高くてもすぐに買い手が見つかる。在庫になることがなく限界まで買取額を上げられるのだ。たとえ利益がわずかでも、他社にお客様を取られるくらいなら、高価買取をして評判を上げたほうがいいと考えるのだ。

また複数商談をすれば、その中にはアクアの販売が得意で高く買取する業者もみつかるだろう。

アクア高価買取は一括査定がおすすめ

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アクアをしっかり高価買取してもらうには、一括査定が望ましいだろう。個別に査定を依頼するのとでは大きな違いがあり、一括査定を利用しない理由がみつからない。そのメリットを少し紹介しよう。

  • アクアの買取意欲が低い、期待できない業者は排除できる
  • 個別査定よりも査定額は高くなる
  • すぐに複数の業者との交渉を始められる
  • ある程度アクアの相場がわかる

大人気車種アクアといえども、買取にそれほど積極的ではない業者もいる。その業者と交渉していては納得のいく査定額に到達することは難しいだろう。

一括査定をして他の業者と比較すれば、それも早いうちに見極められて、排除できるはずだ。時間のロスを防げるのだ。

一度の複数の業者に査定を依頼するわけだから、交渉も非常に早く進められるだろう。そして一括査定だと、買取の候補から漏れないように、個別査定の時よりも高額査定をつけることが多いのだ。おそらくこの額がその業者の限界に近い額なのだろう。

一括査定はインターネットで必要事項を入力するだけで利用できる。相場を知るためにも一度は試しておきたいところだ。

まとめ

タブレットを使う男性

納車待ち6ヶ月以上、新車よりも中古のほうが高い、なんて噂もされたのが大人気車種アクアだ。人気車種なのだから、当然高価買取を勝ち取れるだろうと思うかもしれないが、実際はそうではない。

アクアの中古車の需要が多いのは間違いない。ただアクアはタマ数が多いこともあって、実際は中古車市場では思ったほど活発ではないのだ。

近年はアクアから乗り換えたいと思っている方が多いためあまり活発ではないのだ。

ただそれでもグレードや年式、ボディーカラーやハイブリッド機構の状態によっては高く売れないケースもある。そんな中で査定額をアップさせる方法がある。

それが複数の業者に一括査定を依頼することだ。これだけで相場もわかるし、交渉次第では高値をつくケースが多いのだ。