事実上日産から初の軽自動車として登場して話題になったのが、モコだ。モコはスズキ・MRワゴンのOEM版として販売されたのだが、MRワゴンよりもルックスを重視したため、若い女性に絶大な人気を博した軽トールワゴンになっている。

軽トールワゴン全盛期に登場したモコはまだまだ新しい車と思われがちだが、初代の発売開始は2002年で2代目も2011年までとなっている。つまり古いものでは10年以上経過しているものもあるのだ。

モコはデザイン性を重視していることもあり、乗り心地はいまいちと感じる人も多いようだ。また年数も経過していることもあり買い換えを検討している人もいるだろう。ここではモコを少しでも高く売るポイント、最新の買取相場を紹介していこう。

モコの買取相場は?

電卓とパソコン

モコはおそらくユーザーが思っている以上に人気がある車だ。特に可愛らしさを追求した車のため若い女性に人気がある。買取価格も意外と高めになっており、しかも買取相場があまり大きく下がらない傾向にあるようだ。

  • 3年以上経過したモコは残存率が高め
  • 10年落ちまでは買取可能
  • 初回車検前に売るのは得策ではない
  • 買取相場の下落が小さいため高く売れる時期を考えるべき

注目したいのは、新車購入から3年以上経過したモコだ。一般的に新車購入して最初の車検を取得すると一気に買取相場は下落してしまい、残存率も50%を割ってしまうのが普通だ。だがモコは53%前後で買取相場は高いといえる。

逆に初回車検の前だと下落幅が大きいため、得策ではないだろう。ただ実際はモコを新車で購入して、3年以内で買い換えする人はそれほど多くないだろうから気にするところではない。3年以上経過したモコであれば、そこからの下落幅は大きくない。

そのため、焦って早く売らなければいけないわけではないだろう。買取相場は時期によって変動し、中古車が売れる時期は高く買取してくれる。もしも買取額に納得がいかない場合には、モコを高く買取してくれる業者を探してみよう。

3年・3万キロ前後の買取価格

車の税金

モコは2016年5月末をもって販売終了している。そのため3年・3万キロ前後のモコが、中古車市場に出回る新しめの車ということになるだろう。初回車検の前に手放すことが多いようだが、買取価格はそれほど高いとは言えない。

人気のあるグレードのドルチェは残存率50%を超えているが、リーズナブルな価格のSやXとなると残存率が46%から48%まで下がってしまい、買取相場は50万円前後となってしまうこともある。あと数ヶ月のうちに50万円を割ってしまうだろう。

もしモコを新車購入したが、早々に手放したいと考えている方はできるだけ早めのほうがいいかもしれない。3年落ち程度で売るなら、まだまだ状態も良いだろうから交渉次第では買取相場よりも高い価格で売れる可能性は十分あるだろう。

5年落ち・5万キロ前後の買取価格

ペンと電卓

5年落ちで走行距離が5万キロ前後のモコとなれば、軽自動車としてはそれなりに乗った部類に入るだろう。3年落ちは比較的買取相場は低くなってしまっていたモコだが、5年落ち・5万キロ前後のモコはそれほど下落幅が大きくないようだ。

3年落ちで50万円前後だったSグレードで見れば、2年経過した5年落ちでも35万円前後の買取相場となっている。ドルチェに関しては60万円以上の買取価格がついているものもあるのだから、この年式はモコでは一番の売り時かもしれない。

その理由として、5年落ちとはいえ最終モデルなのだから古いイメージがないというのと、中古車として購入してもまだまだ長く乗れる状態ということも関係しているだろう。特に車の状態が良ければ買取相場よりも高く売れるはずだ。

走行10万キロ以上の買取価格

お金を数える

軽自動車は走行距離が10万キロを超えると、買取価格は大きく下落してしまう。それはモコでも同じことだ。モコは街乗りに使用することが多く、10万キロとなると10年落ちになってしまうケースも多いだろう。

そうなると買取価格はほとんどつかないようだ。業者によっては買取価格がゼロというところも出てくるだろう。だがグレードによっては10万円以上の買取相場のものあるし、交渉次第でいくらかの価値はあるはずだ。

また10万キロでも7年落ちや8年落ち程度なら、買取価格は変わってくるようだ。もちろんグレードや車の状態にもよるのだが、20万円から30万円ほどで取引されているケースも少なくないのだ。そのため10万キロだからと諦めずに交渉してみることだ。

モコの買取相場の推移

お金の計算

モコを売るタイミングを見極めるためには買取相場の推移をチェックしておくべきだ。初代モコはすでに10年以上経過しているため、ほとんど価値はない。2代目の後期に購入したモコなら買い手はつくだろう。そして買取相場も大きな下落はない。

どのグレードでも買取相場の下落は2ヶ月で1.0万円から1.2万円にとどまっており、1年で10万円程度安くなる程度だ。だが7年落ちで30万円前後なのだから、10年経過する頃にはほぼゼロになってしまうことだろう。

3代目モコが一番高値で買取してもらえるのだが、新車からの残存率が低くなっており買取相場も高くはない。だがそこからの買取相場の推移は緩やかな下落幅だ。特に3年落ちくらいからは2ヶ月で1.2万円から1.8万円の下落になっている。

売る際には、じっくりと売れる時期を見極めてみるのもいいだろう。

モコの年式や走行距離別の相場表

年式 走行距離 グレード 平均下取り相場 平均買取相場
2006年 30,000km G 不明 不明
50,000km 不明 不明
100,000km 不明 不明
2011年 30,000km G 46万円 51万円
50,000km 41万円 46万円
100,000km 34万円 39万円
2014年 30,000km ドルチェG 67万円 73万円
50,000km 61万円 67万円
100,000km 54万円 59万円

モコを高く売る4つのポイント

ビジネスウーマン

モコを少しでも高く売りたい、そんな時にはポイントを4つ覚えておくといいだろう。それ次第で交渉が有利に進む事もあるだろうし、状態が良ければ業者に安く買い叩かれずに強気の交渉もできるはずだ。思いがけない高い値が付くこともあるだろう。

年式・グレードと走行距離がポイントになる。またボディーカラーと装備品も押さえておくべきだ。いざ買取してもらうという時になってからではどうする事も出来ない部分もあるが、ポイントを押さえておくと高価買取も可能だ。

年式&グレード

カーショップ

モコを高く売るポイントの一つには年式やグレードがある。モコのグレードにはSとX、そしてドルチェGとドルチェXがある。一番人気なのがドルチェGで、5年落ちでも37%ほどの残存率で50万円以上の買取相場になっている。

一方でSは5年落ちで買取相場は35万円前後で残存率も32%と低めだ。ドルチェに乗っている方なら交渉は強気でもいいだろう。年式に関してはそれほど大きな差は見られないようだ。もちろん年式が新しいモコの方が、高価買取可能だが思ったほど差はない。

年式が1年古くなっても、5万円から7万円くらい安くなる程度で済んでいる。10年落ち以降は価値がほとんどなくなるが、状態によっては10万円前後の買取価格が付いているケースも少なくないので、諦めてはいけない。

走行距離

メーター

モコの買取査定のポイントになるのが走行距離だ。走行距離は車の劣化状態をチェックする上での大きなポイントになるのだが、モコの場合は影響が受けにくい傾向にあるようだ。もちろん走行距離が少ない方が高価買取になるのだが、多くても影響は少ない。

基準となるのが1年1万キロなのだが、これが仮に基準よりも1万キロ多く走行していたとしても下落幅は1万5,000円から2万円ほどだ。そして軽自動車は10万キロを超えると買取相場は大きく下落すると言われているが、モコはちょっと違う。

10万キロを超えても価値がある。例えば7年落ちのSグレードで走行距離10万キロでは、20万円を超える買取相場となっているのだ。10万キロを超えたからといって買取を諦めてはいけない。

ボディーカラー

宮崎県

モコは可愛らしさと運転しやすさに定評があり、意外とポイントになるのがボディーカラーだ。定番ではあるのだが、白系のスノーパールホワイトや、黒系のブルーイッシュブラックパールの人気が高く高価買取可能だ。

モコは若い女性に人気とは言うが、ユーザーには中高年の方もいるため、やはり白系や黒系が人気のようだ。だからといってそれ以外のボディーカラーは人気がないわけではない。若い女性に人気のモコピーチパールメタリックなどの買い手は付きやすい。

またアーバンブラウンパールメタリックも落ち着いたイメージで人気がある。ただ白系や黒系以外のカラーは業者によって評価が分かれてしまうこともある。そのため複数の業者に査定してもらうといいだろう。

装備の充実度

エンジン

高く売れるモコは性能だけでなく見た目や使い勝手が重要になる。若い女性が乗る事を考えると、装備品の充実度によっても買取相場は変わってくるだろう。例えば、カーナビやETCなどは必需品だ。

またエアロパーツやアルミホイールによっても雰囲気が違ってくる。ただこれらのパーツはあればいいわけではない。社外パーツを取り付けていると買取価格がダウンしてしまうケースも少なくない。純正パーツなら一貫して評価が高く、高価買取可能だ。

もし純正パーツがついているのなら、その点もしっかり査定してもらおう。もし取り外しているなら、純正パーツに戻したら買取価格がどう変わるのかも確認しておくといいだろう。また社外パーツでもしっかり査定してくれるところもあるので、業者選びも重要だ。

高価買取が可能な業者を選定する

話し合い

モコを高価買取してもらうには業者選びが重要だ。どこの業者も買取相場前後で取引できるのだろうと思ったら大間違いだ。業者によって査定額は大きく変わってしまうこともあり、数万円どころか数十万円も差が出ることもある。

評判が良い業者や大手の業者だからといって、モコを高く買取できるとも限らない。高くても買取したいという業者を見つけだすことができれば、買取相場以上で売れることも当然あるのだ。まずはどのようにして業者を選定するのか考えてみよう。

ディーラー下取りは99%損をする

落ち込む男性

モコを手放して新車を購入する場合ディーラー下取りを選択する人もいるだろう。そのほうが手間もかからず簡単だからだ。しかも車を買うのだから高く下取りしてくれると思うのだろう。だがこれは大きな間違いだ。ディーラー下取りが損をする理由を説明しよう。

  • 下取りに力を入れていない
  • 交渉しても効果はほとんどない
  • 買取相場を把握していない

そもそもディーラーは車を売るのがメインの仕事であり、下取りには力を入れていないのだ。下取りしたいわけではないのだから、交渉しても応じてくれることはないだろう。

他ではこれくらいの買取額だった、と交渉してもウチはここまでしか出せません、と言われて終わりだろう

仮に応じてくれたとしてもその分新車の値引きが少なくなり、結果的に損をしているのか得をしているのかわからなくなる。また最新の買取相場も把握しておらず、それでいて損はできないため高い価格を提示することは不可能なのだ。

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単独商談ではなく複数商談で競合させる

交渉

モコを高く売りたいという場合には単独商談は避けるべきだ。確かに単独商談なら短期間で売れるし、面倒ではない。だがいくら自分の車をアピールして上手く交渉したとしても、競合させなければ業者の限界までは至らないのがほとんどだ。

よく業者から、他の買取業者とも交渉しているのですか?と聞かれることがある。つい日本人は気を遣って、他とは交渉していない、と言いがちだ。そうなると業者側は、最終的には妥協して自社で売ってくれると思うのだ。

複数商談で競合させれば、買取するためには他店よりも高い買取額をつけなければいけないだろう。もちろん損をしない範囲ではあるのだが、業者が想定していた限界の買取額までは絞り出すことも可能だ。そのため、少なくとも3社から4社と競合させたい。

買取相場の上限で売る買取交渉術

お金の取引

買取交渉はケンカ腰になる必要はないが、業者主導でもいけない。少しでも高く売りたい、せめて買取相場の上限で売りたいなら、頭に入れておかなければいけないポイントがある。

  • 基本は強気の姿勢で
  • 他社の査定額をちらつかせる
  • 希望額はこちらから言わない
  • 査定相場を知った上で無理そうな金額を提示してみる

交渉は買取額をもう少し上げてほしい、という下手に出るのではなく、希望額に満たなければ売らないという強気の姿勢が必要だ。人気車種モコなら尚更だろう。そして交渉で大切なのは他社の査定額をちらつかせることだ。

業者は買取しないことには利益が出ないのだから、損をしない範囲なら他社よりも高い金額を提示してくるだろう。また業者は、こちらの希望額を聞いてくるケースもある。そこでは絶対に言わないことだ。

希望額を言えばそれよりもアップすることはまずない。そこも強気に、希望額に達しなければ売らないと濁しておくべきだ。もし伝えるとしたら買取相場を知った上で、無理そうな金額を伝えてこう。その額は無理でも業者の限界額を引き出せるかもしれない。

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モコ高価買取は一括査定がおすすめ

車一括買取査定の仕組み

モコを高価買取してもらうには複数商談で交渉させるのが一番だが、デメリットもある。それが複数の業者に査定依頼をするのに時間と手間がかかる点だ。それをクリアできるのが一括査定で、そのメリットを教えよう。

  • 何社でもすぐに査定依頼可能
  • 業者の対応・買取意欲を見極められる
  • 短期間で交渉できる

複数の業者と交渉するにはまず査定依頼をすることになるが、その都度車種や年式、走行距離などの車の情報、そして自分の情報を提供しないといけない。それを同じように複数の業者に伝えるのは面倒だし、時間がかかってしまう。

結果的に、2社か3社で止めてしまうことが多いのだ。一括査定なら一度の入力で複数の業者に依頼できるので簡単だ。その後業者から査定額の提示があるわけだが、その時の対応や査定額で業者のイメージと買取意欲を見極められるだろう。

少なくとも明らかに買取意欲を感じられない業者は排除できる。そうすることで業者を厳選し、その中で競合させることができる。競合させればきっと高価買取も可能だろう。

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まとめ

モコ
(画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/日産・モコ)

モコはすでに販売終了となっているため新車購入はできない。そのため中古車市場でもそれなりの高い人気を誇っている。特に若い女性には人気があり、高価買取も可能だ。初回車検前に手放す人は少ないだろうが、オススメの時期はそれ以降だ。

年式が古くなっても、多少走行距離が増えてしまっていても買取相場には大きな影響を受けないようだ。またボディーカラーも黒や白以外にも女性が好むピンク系も人気がある。ただ、これは業者によって評価が分かれてしまうだろう。

そのため買取査定額に大きな差が出てしまうことも考えられる。モコをより高く買取してもらうには複数の業者に査定を依頼することが大切だろう。また需要が多い時期に売るなど、売却のタイミングもチェックしておこう。